世界各国のゴルフ事情を調査!「リオ五輪、あなたの国の代表は?」~その1~
2003年 Aa St オマールオープン
期間:06/12〜06/15 場所:セントオマー、Aa St オマーGC(フランス)
B.ラムフォードが首位キープ、完全優勝が見えた!
フランスのセントオマールにあるAa St オマールGCで開催されている、欧州男子ツアー第22戦『Aa St オマールオープン』3日目。この日は朝から雨の降る悪天候になり、大雨と雷雲接近のため4時間もの中断が入ってしまった。
再開後は順調にプレーが進行され、全ての選手がホールアウトすることができた。日本では4時間も進行が遅れると、全選手がホールアウトすることは難しいが、日照時間の長い欧州ならではのことだ。
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初日7アンダーの単独首位に立ったオーストラリアのブレット・ラムフフォードが、スコア3つ伸ばし11アンダーで単独首位をキープしている。この日は4バーディ、1ボギー。9番パー5では3日連続でバーディを奪っている。スコアを伸ばすためには、この9番のように得意なホールを作って置くことが必要だ。最終日、序盤スコアを崩しても、この9番でバーディを奪うことが出来れば、逃げ切り優勝の可能性が高くなる。
ラムフォードの完全優勝を阻止しようと追いかけるのは、イングランドのベン・メイソンと、ウェールズのゲーリー・ヒューストンの2人。メイソンはこの日のベストスコア66をマークして8位から浮上してきた。
地元開催ということで決勝ラウンドに残ったフランスの選手は10名。その中で最も上位につけているのは、3アンダーのセバスチャン・ブランジャーだ。この日のブランジャーは6番から4ホ-ル連続でバーディを奪ったかと思うと、ダブルボギーも2つ叩き、1ストローク落としてしまった。現在フランスの顔となっているラファエル・ジャクリン、トーマス・レベが出場していないだけに、今週は名を上げるチャンスだ。