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絶好調エルスが2位スタート

穏やかな気候のもと行われた欧州男子ツアー第11戦「ドバイデザートクラシック」初日。ほぼ無風状態の午前中にスタートした組が好スコアを連発した。

午前8時30分に10番ホールからスタートしたスコットランド出身のアラステア・フォーサイスが、ノーボギーの65をマークし7アンダーで単独首位に立った。フォーサイスは、スコアを伸ばしやすいインコースの後半とアウトコースの前半で着実に稼ぐという理想的なゴルフを展開した。

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1打差の2位には、やはりノーボギーで回ったアーニー・エルスがつけている。エルスは今季既に米ツアーと欧州ツアーで2勝づつ挙げており絶好調。米国イラク間の情勢が危ぶまれ出場を見合わせる選手が多数いる中、「約束は敗れない」と出場を決意。その意気込みを初日の活躍で見せつけた。

アーニー・エルス
「ショットもパットも調子が良い。何よりもコースコンディションが最高なのでスコアがまとまる」

また、米国から参戦しているマーク・オメーラも4アンダーと好スタートを切った。

マーク・オメーラ
「1998年にマスターズと全英オープンで勝ってからしばらくの間は、ゴルフに対する情熱を失っていた。しかし、まだまだ戦えることを証明したい」

日本から唯一参戦している片山晋呉は午前8時20分に10番ホールからスタートし、5バーディ、3ボギーで70をマーク。2アンダーの31位タイとまずまずのスタートを切った。距離の長い難ホールではスコアを落としたが、決めるべきところで決め、一時は3アンダーまでスコアを伸ばした。“普段着”のゴルフで手堅く初日を切り抜けた片山の明日以降にも期待だ。

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2003年 ドバイデザートクラシック



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