◇欧州ツアー第46戦◇アンダルシアマスターズ最終日◇クラブ・デ・ゴルフ・ヴァルデラマ（スペイン）◇6988ヤード（パー71）

首位からスタートしたセルヒオ・ガルシア（スペイン）が、通算6アンダーで、前週の「カスティーヨ・マスターズ」に続く地元2週連続優勝を果たしている。

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2打差のリードでスタートしたガルシアだったが、前半2つのボギーを叩いて失速。代わってフロントナインをリードしたのは、2打差を追いかける同郷のミゲル・アンヘル・ヒメネスだった。しかしガルシアが後半に粘りを見せ、逃げ切っての優勝を飾った。「ここヴェルデラマには多くの自分の記録があるけれど、今日ほど良い結果を残せたことはない」と地元勝利での喜びはひとしおだ。この勝利でガルシアは世界ランク20位まで順位を上げ、ツアー通算10勝目、地元スペインでは5勝目を飾っている

先週ガルシアとラウンドを共にしたというヒメネスが「スタート前に、『俺が優勝しなかったら、おまえが勝てよ』と話したら、本当に優勝しちゃったよ」と、同胞の優勝を友人として称えた。ヒメネスは1打及ばずも単独2位でフィニッシュしている。通算4アンダーの単独3位にはスコットランドのリッチー・ラムジーが続いた。