2011年 BMW PGA選手権
期間:05/26〜05/29 場所:ウェントワースクラブ(イングランド)
L.ドナルドが暫定単独首位!新鋭M.マナッセロが追走
イングランドにあるウェントワースクラブで開幕した、欧州男子ツアー第23戦「BMW PGA選手権」の初日。悪天候による中断も含み、5グループが日没サスペンデッドでホールアウト出来ない中、母国開催となったイングランド勢のルーク・ドナルドが、7アンダーで暫定単独首位に立っている。
この日のウェントワースは、午前中は穏やかな気候だったが、午後からはイングランド特有の、一日に四季を感じるほどの寒さ、風、そして雨と目まぐるしく天候が変化。午前スタートとなった組は、比較的天候の影響を受けることが少なく、明暗を分ける初日となった。
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昨年の大会で、首位と1打差の2位タイに終わったドナルドが、今年はそのリベンジに向けて好スタートを切っている。ドナルドは、この日前半に4バーディを奪う攻勢を見せると、後半に入っても好調をキープ。12番でボギーを叩くも、4つのバーディを奪い、暫定2位に2打差を付けてホールアウトしている。5アンダーの暫定2位タイには、18歳のマッテオ・マナッセロ(イタリア)、ヨハン・エドフォース(スウェーデン)が続いている。
メジャーチャンピオン4名が揃う今大会だが、マスターズチャンピオンのチャール・シュワルツェル(南アフリカ)はショットに精彩を欠くプレーが続いた。前半を4ボギー、2ダブルボギーの8オーバーで折り返すと、11番パー4でこの日初めてのバーディを奪うも、15番グリーン上で本日2度目の中断に見舞われる。このホールをパーで切り抜けたが、続く16番パー4では、第2打を左奥のバンカーに入れ、そこからバンカーショットをホームランしグリーン反対側のギャラリーロードへ、グリーンに向かって放った4打目は土手にあたり手前のバンカーと大トラブル。ワンパットでホールアウトしたが、この日3度目のダブルボギーを叩き、トータル「79」の暫定134位タイと大きく出遅れた。
同組でまわる、もう一人のメジャーチャンピオン、マーティン・カイマー(ドイツ)もショット、パットともに精彩を欠き、3オーバーの暫定53位タイでフィニッシュしている。