2006年 全英オープン
期間:07/20〜07/23 場所:ロイヤルリバプールGC(イギリス)
1打しか伸ばせなかったがタイガーが首位を守る!谷原秀人が首位と3打差の単独7位!
イングランド・ロイヤルリバプールGCで行なわれている今季メジャー第3戦「全英オープン」3日目。タイガー・ウッズが通算13アンダーと1つスコアを伸ばすにとどまり、単独首位を守ったものの、1打差の2位タイにアーニー・エルス(南アフリカ)ら3人が迫る混戦となっている。
2番でボギーが先行する苦しいスタートとなったタイガーは、5番から連続バーディを奪取。流れを取り戻すかに見えた。しかしこの日のタイガーは良い流れに乗り切れない。続く7番をボギーとし、スコアを伸ばしていけなかった。後半に入っても11番でバーディを奪うも、14番でボギー。16番で再びバーディ奪っても、17番でボギーとかみ合わない展開となった。この17番を終えた時点ではセルヒオ・ガルシア(スペイン)らに並ばれるも、なんとか18番でバーディを奪取。このバーディで通算13アンダーとして、単独首位を守った。過去タイガーのメジャー10勝はすべて最終日を首位からのスタート。今大会でもそのジンクスを守れるか、注目が集まる。
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2位タイに浮上したのがガルシア。2番でイーグルを奪うとそのまま勢いに乗り、その後も5番でバーディ、7番からは3連続バーディとスコアを伸ばしていった。ガルシアは結局この日7つスコアを伸ばす「65」をマーク。一気に順位を上げ、タイガーと最終組で周ったエルス、クリス・ディマルコと共に2位タイ。明日の最終日、最終組はタイガーとガルシアとなった。
日本人勢では、谷原秀人がこの日猛チャージ。6つスコアを伸ばす大健闘を見せ、22位タイから一気に単独の7位まで浮上。通算10アンダーと2ケタアンダーまでスコアを伸ばして、首位タイガーと3打差で明日の最終日を迎える。また、もう一人決勝ラウンドへ駒を進めている深堀圭一郎もスコアを伸ばして、通算6アンダー。16位タイまで浮上している。
その他、5位タイにはジム・フューリックとアンへル・カブレラが通算11アンダー。続いて単独7位に谷原を挟んで、8位タイにはマーク・カルカベッキア、アダム・スコット(オーストラリア)が通算9アンダーでつけており、上位は混戦。誰が抜け出すかまったく分からない展開となってきた。