2008年 全英オープン
期間:07/17〜07/20 場所:ロイヤルバークデール(イングランド)
ノーマン、デュバルが大会を盛り上げ崔京周が単独首位に浮上
イングランドのロイヤルバークデールで開催されている、海外メジャー第3戦、第137回「全英オープン」の2日目。初日からの風は収まることはないが、雨はほとんど降らず気温は上昇。11人の選手がスコアを伸ばした。
初日イーブンパーの4位タイにつけた53歳のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)は、早い時間のラウンドとなり3バーディ、1ボギー、ダブルボギーを1つ叩きながらもイーブンパーをキープ。単独2位に浮上し決勝ラウンドを迎える。
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そのノーマンよりも上に名前を掲げたのは韓国の崔京周だった。2オーバー15位タイからスタートした崔は、スタートの1番でボギーを叩いたがその後は安定したゴルフを展開。4つのバーディを量産し通算1アンダーの単独首位に浮上した。
通算1オーバーの単独3位はコロンビアのカミロ・ビジェガス。1番、2番で連続ボギーを叩いたが、前半に3バーディ。さらに後半は13番でボギーを叩いた直後の14番から上がり5ホール連続バーディという離れ業を披露。この日だけで5ストローク伸ばし74位タイから急浮上してきた。
初日のノーマンに続き、ギャラリーの声援をもっとも集めたのは、2001年の全英覇者デビッド・デュバルだった。中盤の連続バーディを奪うなど1ストローク伸ばし通算2オーバーの4位タイに浮上してきた。02年以降、三半規管の故障などで長くゴルフに打ち込むことが出来なかった。今季もPGAツアーで12試合に出場しながら1試合しか予選通過を出来ない状態だったが、デュバルが唯一メジャータイトルを獲得した全英で復活を目指す。
そして今大会7人の日本人選手が出場していたが、矢野東、塚田好宣が通算10オーバーで踏ん張ったが僅かに1打足りず予選落ち。上位進出が期待された今田竜二、谷原秀人もスコアを崩し、初日に3オーバー27位タイにつけていた岩田寛も大きくスコアを崩し予選落ちとなってしまった。7人全員が予選2日間で姿を消すこととなった。