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さくら、“開き直って”今季ベストの3位タイ

首位に6打差の通算3アンダー、14位タイで「フジサンケイレディスクラシック」最終日を迎えた横峯さくらは、前半は伸び悩んだものの、サンデーバックナインで4バーディを奪取。5バーディ、1ボギーの「68」にまとめ、今季の最上位となる通算7アンダーの3位タイに浮上して3日間を終えた。

スタートホールの1番は、1mを外しての3パットでボギー発進。「そこからガマンのゴルフになったけど、開き直ってやれたことがアンダーパーに繋がったと思う」。7番で2mを入れてバーディを奪うと、11番(パー3)ではピンを直撃して20センチに絡めるスーパーショット。さらに12番(パー5)では8mを捻じ込み、13番ではチップインと3連続バーディを奪い、リーダーズボードを一気に駆け上がった。

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横峯が口にする“開き直り”とは、開幕から修正を続けているドライバーショットのこと。持ち球のフェードとは逆球となる、左へ真っ直ぐ抜ける球筋に苦心するシーズンが続いている今シーズン。今週も「左に行くのを怖がって(テークバックで)アウトサイドに上げてしまい、振り切れない部分があった」と省みるが、この日は「左に行ってもいいや、と思って開き直って打った」との切り替えも奏功し、バーディラッシュへとつなげた。

「これからも自分らしく行きたいですね」。この日の開き直りにより掴んだ感触が、ドライバーの悩みから脱出するヒントとなるか。(静岡県伊東市/塚田達也)

2012年 フジサンケイレディスクラシック



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