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6打差のさくら「もう、開き直るしかない」

逆転賞金女王に望みを繋げるためには、今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」で優勝することが最低条件。11位タイからスタートした横峯さくらは、序盤からショットとパットの噛み合いを見せ、一歩一歩、着実に首位へと近づいていった。

この日は、賞金女王争いのトップを走るアン・ソンジュ(韓国)と同組。「特に意識はしなかった」と、自分のペースで淡々とバーディを重ねていく。2番パー4で、1.5メートルを沈めてバーディ先行。5番パー5では2オン2パット、さらに8番パー3でも1.5メートルにつけてバーディ。前半で3ストローク伸ばし、後半へと折り返す。

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だが、さらに1ストローク伸ばして迎えた17番パー5。残り170ヤードの2打目は「当たり薄かった」というミスショット。ボールは無情にもグリーン手前に広がる池に落ち、伸ばしたいパー5で痛恨のボギーを叩いてしまう。「気持ちは切り替えていた」というものの、続く18番でもティショットを左に曲げて連続ボギー。最終的に2ストローク伸ばすにとどまり、通算4アンダーの16位タイに後退した。

首位に6打差をつけられて迎える最終日。「もう、開き直るしかないですね。明日も1日、頑張りたいです」。在住の地・宮崎で開催される来週の最終戦にまで、女王争いを持ち込むことができるか。僅かな可能性にかけ、明日の戦いも全力で臨む。

2010年 大王製紙エリエールレディスオープン



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