石川遼との対戦が大きな刺激に！新しいパターを試す姿も見られた上田桃子

「大王製紙エリエールレディスオープン」を迎え、上田桃子の賞金ランキングは36位。目標とする来週の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」出場のためには、今週を終えて同ランク25位以内に入ることが条件となる。それを満たすには、今週で約1,200万円以上の賞金加算が必要。つまりは、優勝しか道がないことになる。

その中でも上田は、新たな試みを始めようとしている。今週火曜日（16日）に行われたテレビマッチの収録で、ともに出場した石川遼のプレーに感化。「ショットもパットもそうなのですが、下と上が同調している一体感ですね。無理なく、クラブに仕事をさせているし、軸がブレないのも印象的」と絶賛する。

「遼くんを見ていると、私が特にやりたいことができている。目に焼き付けていた」。そのイメージを植えつけてからというもの、ショットは好調という上田。さらに「パターも替えてみようかな、とも思った」と、プロアマ戦終了後に新しいパターを黙々と試す姿も見られた。明日からの本戦に使用するかは「これから決める」というが、石川から受けた刺激をプラスに変え、最終戦の切符を掴むことができるか。