決めたいパットが決まらず、あと2打が届かなかった上田桃子

初日、2日目と首位に立った上田桃子にしてみれば、3日目を終えて8位タイというのは決して満足できる成績ではない。「今週は優勝しかみていなかった」という最終日、上田はその唯一の目標に向けてティオフした。

2番でバーディ先行とした上田だったが、8番でボギーを叩くと、バーディの欲しい9番では3パットのボギーとしてしまう。10番、11番と連続バーディ、15番でもバーディを取り返したが、トップを狙うにはやはりこの2つのボギーが痛かった。

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「入れたいパットが入らなかったのが、勝てない要因です」と、通算4アンダーの6位タイで4日間を終えた上田は振り返る。地元・熊本からも沢山の知り合いが応援に駆けつけ、「余計に頑張ろうと思った」というが、その思いを果たすことは出来なかった。

「来年はもう一回ここに帰ってきて、最終日最終組で優勝したい」と、上田はリベンジを誓う。今年は日本ツアーでは優勝したものの、目標としていた米ツアーでの優勝には届かなかった。来年目指すのは、「日本で2勝と、アメリカでも優勝できるように」。

その前に、「プライベートも満喫したい。アメリカでは楽しくなかったので」と、束の間のシーズンオフを楽しむ予定だ。