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石川遼

石川遼 池田勇太に完敗「勝負にならなかった」

神奈川県の戸塚カントリー倶楽部 西コースで開催された国内男子ツアー「キヤノンオープン」最終日。逆転での2年ぶりのツアー優勝を狙い2位タイから出た石川遼は4バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、通算11アンダーの4位タイに終わった。

2009年の「コカ・コーラ東海クラシック」以来、待ちに待った池田勇太との最終日最終組での対決。2ストロークの差を追った石川は出だしにいきなりボギーを叩いた。大観衆の視線を集めた1番ティ。ドライバーでの第1打は大きく左に曲がり、OBゾーンすれすれのラフに止まった。第2打をバンカーに入れ、3オン2パット。出端をくじかれ、6番でバーディを取り返したが、痛恨のホールは続く7番だった。

パー5でのティショット。ドライバーでの一打は大きく右へ。低弾道のストレートボールを意図したが「バックスイングが浅かった。打ちにくいロケーションで合わせに行ってしまった」。OBゾーンへ打ち込み、その後のリカバリーでボギーに留めたが、流れを失った。4打差で迎えた後半のサンデーバックナインはバーディとボギーが3つずつ。「ゴルフにならなかった。勝負にならなかったと思う」。出入りの激しい展開で、池田にプレッシャーを与えることが出来なかった。

初日から首位を快走したチャンピオンは、ティショットで石川を何度もオーバードライブした。ツアーでは過去に17回の直接対決があったが、石川はこの日の池田のショットについて「(今までと)出球、スピン量が違う。(ドライバーは)低くてフェードだったけれど、高くなって、なおかつスピンの少ないドローボールを打っている」と話した。「あの球を試合で見たのは初めてだった。アイアンは(フェード、ドロー)どちらも打っている。あの球を4日間、続けていけるのがすごいと思った」

18度目の激突に「優勝争いをしていると、アドレナリンが出て『数パーセント飛んでいる』という感覚がある。それが今日は無かった」と完敗を認めた石川。「(次の直接対決?)何回でもやりたい、胸を借りるつもりで。最高のものをぶつけ合わないと意味がない。自分の持っている最高のものを見せないと・・・」とリベンジを誓っていた。(神奈川県横浜市/桂川洋一)

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