2007年 全英シニアオープン
期間:07/26〜07/29 場所:ロイヤルトゥルーンGCオールドC(スコットランド、ミュアフィールド)
室田淳は大乱調! 友利勝良は16位タイに浮上する!
スコットランドにあるミュアフィールドで開催されている、シニアツアーのメジャー戦、米国チャンピオンズツアー第19戦「全英シニアオープン」の3日目。着実にスコアを伸ばし続けているスチュアート・ジン(オーストラリア)が最終日を前に単独首位に立った。
前日を2位タイで終えたジンは、いきなり2連続ボギーとスタートからつまずく。しかし、前半のうちにスコアを取り戻すと、後半15番から2連続バーディをマーク。この日唯一の60台をマークし、通算3アンダーで単独首位に立っている。
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これを追うのは、名手トム・ワトソン(アメリカ)。3バーディ、2ボギーと辛うじてスコアを伸ばし、首位と1打差の通算2アンダーフィニッシュ。2日目に続き2位の座をキープし、逆転優勝を狙う。同じアメリカのマーク・オメーラは、この日は5バーディをマークするも、1番で叩いたダブルボギーが響き、結局この日1アンダー止まり。通算イーブンパーの単独3位で続いている。単独4位には通算1オーバーでエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)、6位タイでスタートしたニック・ファルドは通算4オーバーで11位タイに後退した。
そして注目の日本勢。首位と2打差の6位タイからスタートした室田淳だったが、この日は人が変わったかのような大乱調。出だしの1番でトリプルボギーを叩き出鼻をくじかれた影響か、その後もボギーを重ねてこの日「81」。通算10オーバーの37位タイに後退した。その一方で、25位タイスタートの友利勝良が通算5オーバーの16位タイに浮上。渡辺司は通算6オーバーとして、39位タイから22位タイに順位を上げている。また、尾崎直道は通算11オーバーの44位タイ、倉本昌弘と中嶋常幸は通算13オーバーの55位タイでホールアウトしている。