オレゴン州にあるクロスウォーターCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第17戦「ジェルド・ウェン・トラディション」の最終日。マイク・リードがジョン・クックをプレーオフで下し、今季初勝利を手にしている。

単独2位で最終日を迎えたリード。スタートホールから首位を走るブラッド・ブライアントにプレッシャーをかけておきたいところであったが、結果はボギー。スタートで躓いたが、直後に連続バーディを決めるなどして、1つスコアを伸ばして前半終了。後半は16番から連続バーディを決めて、通算16アンダーでフィニッシュ。前半だけで4バーディを決めたクックとのプレーオフにもつれ込んだ。

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決着がついたのは18番で実施されたプレーオフ1ホール目。直前にこのホールでボギーを叩いたクックと、パーセーブしたリードに勢いの差があったのか、パーを決めたクックに対し、リードはバーディを決めて決着。今季初勝利を飾った。

完全優勝の期待がかかったブライアントは、中盤にスコアを崩し、それを取り戻せないまま通算14アンダー、単独3位でフィニッシュ。通算13アンダー、単独4位にはラリー・マイズが続いた。日本勢は、尾崎直道が1番から3連続バーディを決めるなど、前半だけで5バーディをマークするも、終盤の2ボギーが響いて通算3アンダー。31位タイでフィニッシュ。青木功も13番まで3バーディ1ボギーでラウンドしたが、終盤に崩れて通算9オーバーの57位タイで大会を終えている。