カナダ開催の2週目 本命なき一戦を制するのは
米国チャンピオンズツアー「ケベック選手権」が5日(金)から3日間、カナダのラ・テンピートGCで開催される。前週の「ショーチャリティクラシック」に続き、2週連続でのカナダ開催となる。
2010年の第1回から昨年まで「モントリオール選手権」の名称で親しまれてきたが、今年は戦いの舞台をモントリオールから、近郊のサント=ジュリへと移し、大会名称も州の名前へと変更。装いを新たにした。
昨年は連日のロースコアの争いとなる中、通算5アンダーの首位で最終日を終えたエステバン・トレド(メキシコ)とケニー・ペリーとのプレーオフとなり、トレドがシーズン2勝目を手に。日本勢では井戸木鴻樹が66位だった。
今年は、ポイントランキングと賞金ランキングでトップ2を占めるベルンハルト・ランガー(ドイツ)とコリン・モンゴメリー(スコットランド)がともに欠場。昨年惜敗のペリー、前週優勝のフレッド・カプルスもエントリーしていない。本命不在は同時に、多くの選手に優勝のチャンスが巡ってくるということ。見応えある一戦になりそうだ。
【主な出場予定選手】
E.トレド、M.カルカベッキア、R.コクラン、J.クック、D.フロスト、S.ライル、C.ペイビン、L.ロバーツ、C.スタドラー、F.ファンク、H.アーウィン