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111年前の五輪ゴルフ金メダルは? カナダで記念の祝典開催

112年ぶりとなるゴルフのオリンピック復帰まで1年を切った。1904年の前回大会で金メダルを獲得したジョージ・シーモア・ライオン(カナダ)の快挙を称える祝典がこのほど、カナダで開催され、ゴルフ史上でただ1つしか存在しない五輪金メダルのレプリカなどがお披露目された。

カナダ・トロントにあるライオンゆかりのコース、ランプトンGCで9月24日に開催された祝典には、ライオンの孫やひ孫らが出席。2016年にブラジル・リオデジャネイロで復活する五輪ゴルフで「ディフェンディングチャンピオン」という立場になるライオンについて、愛用品の展示なども交え、その功績を振り返った。

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過去に五輪でゴルフが競技されたのは、1900年のフランス・パリ大会と、1904年のアメリカ・セントルイス大会の2回だけ。セントルイス大会で、当時46歳だったライオンは6日間の競技期間で、36ホールの予選ラウンドと、32人によるマッチプレー5試合を勝ち抜き金メダルを獲得したという。

記録によると、パリ大会でのゴルフ優勝者には記念品と飾り板が贈られており、セントルイス大会はゴルフに金メダルが登場した最初で最後の大会。祝典では、この時の金メダルのレプリカが記念品として出席者に配られた。

ただ、「彼は優しくて、とても温かい人だった」と祖父の思い出を語った孫のメリー・ルー・モルガンさんも、優勝トロフィーはよく知っているものの、メダルの方は一度も実物を見た記憶がないという。確かに存在したはずの唯一のゴルフ金メダルは現在、所在不明になっている。

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