ルーキー政田夢乃の大逆転シード条件は? 菅沼菜々は優勝必須
2024年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/14〜11/17 場所:エリエールGC松山(愛媛)
シード争い最終戦 上田桃子はラストマッチ回避へ小祝さくら、川崎春花と予選同組
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)
国内女子ツアー今季最後のフルフィールド大会が14日(木)に開幕する。前週「伊藤園レディス」で竹田麗央が初めての年間女王戴冠を決めており、ポイントレースの“メイン”はメルセデスランキング50位までの来季シード争いにシフト。次週の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎CC)はシーズンの優勝者、メルセデスランキング上位者ら40人に絞られるため、当落線上の選手にとっては今大会がラストマッチとなる。
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現在ボーダーラインの50位にいるのは、5シーズンぶりのシード復帰を目指す木戸愛。一方で昨季初優勝を含む2勝を挙げてランク11位と躍進した菅沼菜々は、ここまで78位と苦戦が続き、シード喪失の危機にある。
上位争いに顔を出す場面もありながら50位に届いていない政田夢乃(61位)、菅楓華(64位)といったルーキーを含めた争いはし烈。来季前半戦に出場できる51~55位もにらんだ4日間になりそうだ。
今季限りでツアーの第一線から退くことを表明したツアー17勝の上田桃子は46位。現時点でリコーカップの出場権を持っていない。この大会は香川・エリエールGCで行われた2007年に優勝し、史上最年少(当時)の21歳156日で賞金女王を決めた思い出のトーナメントでもある。藤田さいき(22年)、青木瀬令奈(23年)とベテランや中堅選手の優勝が続くエリエールGC松山で大逆転を目指したい。
12日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、上田は小祝さくらと川崎春花、竹田は青木、山下美夢有とのペアリングが決まった。
<主な出場予定選手>
青木瀬令奈、イ・ヒョソン、岩井明愛、岩井千怜、上田桃子、大山志保、川崎春花、河本結、桑木志帆、小祝さくら、佐久間朱莉、鈴木愛、竹田麗央、原英莉花、藤田さいき、安田祐香、山下美夢有