室田淳が首位タイ!芹澤、キムらが3位につける
2011年 日本シニアオープンゴルフ選手権競技
期間:10/27〜10/30 場所:広島カンツリー倶楽部八本松コース(広島)
【梅原敦キャディの日本シニアOPレポート<2>】
「日本シニアオープン」初日。芹澤さんは1アンダーの3位タイと好スタートを切りました。
今週は、グリーンの速さと芹澤さんのパットのフィーリングが良い具合でマッチしています。もともと芹澤さんは高速グリーンに強い人ですから、このぐらいスピードがあるグリーンだとイメージが出しやすいのかもしれませんね。
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初日の順位としてはもちろん最高だけど、メジャーは何が起こるかわかりません。今年の日本オープンでは、藤田さんは初日9位からのまさかの予選落ち。今日の事は全て忘れて、明日はまたイチから八本松と勝負です。
トップには4アンダーでB・ルアンキットと今日一緒の組でラウンドした室田淳プロ。室田さんは前半早い時点で2オーバーまで行ってたのに、途中4連続バーディの後にイーグルを奪う圧巻のプレー。レギュラーツアーでも他の選手と互角に闘う室田さんですから、当然と言えば当然なのかもしれませんね。
飛距離ももの凄いし、あのゴルフを4日間やられたらさすがに敵わないけど…八本松はそんなに甘くはありません。昨日も書きましたが、最終的にはアンダーパーの選手はほとんどいなくなるはず。芹澤さんが自分のプレーを最後まで貫ければ、どこかで必ず室田さんを捕まえられるでしょう。
コースの状態は非常に素晴らしいですよ。グリーンはスピードがあり、締まっています。ですのでラフからのショットは厳しいですね。ピンの位置によっては寄せるのが不可能な場合もありました。
メジャーは1日ごとに選手を襲う恐怖感が増していきます。明日は、さらにラフからのショットに気を使う1日になるでしょう。芹澤さんといろんな事をじっくりと相談しながら、慎重に慎重にコースを攻めていきます。