藤田幸希のスイングをスーパースローで見る
2011年 富士通レディース
期間:10/14〜10/16 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
藤田幸希、怪我の功名!? 2位タイに浮上
先週開催された「SANKYOレディースオープン」を欠場した藤田幸希が、「富士通レディース」2日目にこの日ベストスコアの4アンダー「68」をマークして、通算5アンダー2位タイに急浮上した。
9月初旬の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」から左首に違和感を覚えていた藤田は、その後徐々に痛みが下がって肩、および腕全体にしびれがくるようになっていた。そして、2週間前の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」でラフとの格闘の末、右腕が悲鳴をあげてしまった。
<< 下に続く >>
「先週は手が上がらないどころか何も持てない状態で、すべて左手でやっていました。今は半分ぐらい回復していますが、昨日のラウンドでひじから下が痛かったので、練習はアプローチとパッティングしかしていません」と、現在の状況を話す。
しかしこの日、ラフからのショットでは、アイアンの番手を1つ上げて軽く振ることに徹底した結果、グリーンを捉えることができ、4バーディ、ノーボギーという内容に繋がった。
この日は雨と強風のため、スコアを崩す選手が続出したが「やっぱり私は雨とか悪天候が良いみたい」と、雨女、藤田が本領を発揮して上位に浮上した。「雨だと集中できるのですかね。風も吹いているのはしょうがないので、(風に)合わせることだけを考えていました」と平然と語る藤田。
「明日は、せっかくこの位置にきたので優勝を意識しながらラウンドしたいです。いつも意識せずにラウンドして失敗してきたので(笑)」。昨年の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」以来の優勝を狙って掴むことはできるか。(千葉県千葉市/本橋英治)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!