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福嶋と不動、難コースを楽しみながら首位争い

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」初日、歴代優勝者の2人が好スタートを切った。不動裕理が4連続を含む5バーディ、ノーボギーで5アンダーの首位タイ。福嶋晃子が6バーディ、2ボギーの4アンダーの3位タイにつけ、メジャーの舞台を一段と引き立てている。

ともに足首まで埋まる深いラフの対処や考え方は、まったくと言っていいほど対照的だ。「ラフに入ってもライがいいことを願って、怖がらずに少しでも前に」と、ラフに入るリスクを考えずにガンガン攻める福嶋。フェアウェイを捕らえたのは僅かに4回と多くをラフに打ち込むも、「すごくライに恵まれた1日だった」と2ボギーに留めた。

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一方の不動は、ラフに打ち込んだのは僅かに2ホールのみ。「奇跡ですね。運もあったと思う」と、自身も驚く好調なドライバーでラフを巧みに避け、終始堅実なプレーでスコアを伸ばした。そんな福嶋に対し「彼女は(2打目以降は)ショートアイアン。私はいいショットをしてもミドルかロングアイアンだし、本当に大変」と不動。「対抗するには、コツコツフェアウェイに置くしかないですね」と苦笑した。

そんな2人が口を揃えるのは、「楽しい」という言葉。福嶋が「難しければ難しいほど楽しい」と話せば、不動も「緊張感があって楽しい部分はある」と同じ感覚を抱いている。難コースに四苦八苦している選手が多い中、やはり2人の存在は別格だ。(千葉県市原市/塚田達也)

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2011年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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