池田は20位タイ発進!首位タイにチョ・ミンギュとS.コンラン
2011年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:08/18〜08/21 場所:小野ゴルフ倶楽部(兵庫)
プロ12年目の吉永智一が5位タイスタート
2011/08/18 19:29
国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の初日、ツアー12年目でシード権を獲得したことがない吉永智一が、4アンダーをマークして5位タイの好スタートを切った。
昨年末のクオリファイトーナメントで、今季のツアー出場権をつかんだ吉永。今季は8試合に出場し、3試合で予選を突破。現在は賞金ランキング83位につけている。国内ツアーに出場する吉永だが、ワンアジアツアーでも昨年クオリファイを通過し、今季すでに5試合に出場している。
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国内男子ツアーのオープンウィークとなった、この2週間を利用し、先週はタイで開催された「タイランドオープン」に出場。そこで吉永は4日間通算16アンダーをマークして単独5位に入った。
「先週の調子良さが続いていますね。今年のシーズンに向けてドライバーとアイアンセットを換えたんですけど、それが合わなくなったので、先週から去年使っていたものに戻したんです。それが良いみたいですね」。慣れ親しんだクラブで安心感を持ってプレーに入れているという。
吉永にとって、今週の目標は「日本オープンゴルフ選手権競技」の出場資格をつかむこと。05年にもクオリファイを通過して06年はツアーに出場したが、09年、10年は日本オープンだけは予選会を突破して出場してきた。「まだ、何位までに出場資格が与えられるか決まっていませんので、取りあえずトップ10以内を目指します」と話す。
「ワンアジアのレベルは、上位だけみると日本ツアーとあまり変わりませんね。ただ、下位の選手を見ると日本のほうが上です。中にはショットは下手なのに、なぜか寄せてパーを獲る選手もいますよ」。タイ、オーストラリア、韓国など多くの国で、多種多様なゴルファーと凌(しの)ぎを削ることで、ゴルフに対する意欲も変化してきたという吉永。現在の好調さを維持して、日本オープンはもちろん、来季のシード権獲得まで突き進むことはできるか。(兵庫県小野市/本橋英治)