池田勇太の戦績&プロフィール
2011年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:08/18〜08/21 場所:小野ゴルフ倶楽部(兵庫)
20位タイの池田勇太「今日が練習日!」
先週、海外男子メジャー最終戦の「全米プロゴルフ選手権」に出場し、日本人選手で唯一決勝ラウンドに進出した池田勇太。火曜日に帰国し、水曜日は自宅で遠征時のウェアなどの洗濯、そして今週から2連戦用の準備に費やした。
したがって、今週の「関西オープンゴルフ選手権競技」の会場には、大会前日の水曜日夜に移動したため、練習ラウンドはせずに初体験のコースで大会初日を迎えた。1番はティグラウンドからグリーンが望めるホールだが、2番のティグラウンドに上がると「どこに打ちゃいいんだよ!?」と、今週キャディを務める大学の後輩、大溝氏に聞いていた。
<< 下に続く >>
ところが、この2番でティショットを左に曲げると、ボールは赤杭の中へ。ボギーが先行してしまうが、5番から3連続バーディを奪いスコアを伸ばす。9番パー5で2オンに成功し難なくバーディを奪うと、10番でもバーディを奪い一時は4アンダーまで伸ばした。
ところが、この日はティショットが不安定で、15番は右へ曲げてOB。さらに最終18番でも右に曲げて今度は池ポチャ。この2ホールでダブルボギーを叩き1アンダーの20位タイでホールアウトした。
「ティショットはミスが出たけど、全体的には普通じゃないですかね。疲れもあるから、体が動かないけど、よくアンダーパーでラウンドできたと思う。キャディにはグリーンだけは調べておけと話しておきました。たしかにグリーンは彼のおかげで助かったけど、狙いどころはまわってみないとわからないですね」と、ラウンドを振り返る。
初日を首位と5打差の1アンダーとまずまずのスタートを切った池田は「ゴルフの調子自体は悪くないし、移動ばかりで体は張っているけど、今日練習ラウンドができたので、明日からが試合だと思って戦います」と、池田流の解釈で明日からの3日間に集中する。(兵庫県小野市/本橋英治)