遼、パットに苦しみ1年ぶりの国内ツアー予選落ち
2011年 ダイヤモンドカップゴルフ
期間:05/26〜05/29 場所:千葉カントリークラブ 梅郷コース(千葉)
ジャンボ尾崎が16位タイで決勝ラウンドへ
千葉県の千葉CC梅郷コースで開催されている国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」2日目。イーブンパーの42位タイから出たジャンボ尾崎こと尾崎将司が5バーディ、1ボギーの「68」をマークして4アンダーの16位タイに浮上した。
ジャンボはインスタートのこの日、11番からの2連続バーディで波に乗った。前半に3つスコアを伸ばして折り返すと、後半の3番(パー3)ではピン奥20センチにつける、あわやホールインワンという一打で4つ目のバーディを奪う。8番で1メートル以内のパーパットを外し、3パットで初のボギーを叩くが、最終9番ではピン右3メートルを沈めてバーディフィニッシュを決めた。
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今週からシャフトを1インチ長くしたパターを使用。「まだグリーン上では自信満々とはいかないな」と試行錯誤を続けているが「皆さんのご期待に、応えたいと思っております」と口も滑らかだ。
ここ2試合連続で、ツアー初優勝者が出ていることを受け「わけのわからんのが最近は勝ってるからな」と“毒づく”。しかし2週間前の「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」で優勝を飾った河井博大とは今年のオフに合同練習を行った。河井が首位タイに立った同大会の3日目の夜には、「緊張するのがイヤならゴルフをやめろ」と強烈なゲキを飛ばしていた。
「河井が感謝している? じゃあ、なんか貰わんと。気持ちや言葉じゃだめだ。形にして表さなくちゃ。軽くて、ポケットにスッと入る小さいやつね。できれば、立った方がイイかな」と、ニヤリと笑う手元はちょうど、“札束”程度の大きさ。ウィットに富んだジャンボ流の祝福だった。
3日目以降は「中日クラウンズ」以来、今季2度目の決勝ラウンド。「また作戦を考えるよ」と静かに闘志を燃やしていた。