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小田孔明が通算12アンダー首位浮上!石川遼は1打に泣く

千葉県にある千葉CC 梅郷コースで開催されている、国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」の2日目。5アンダー4位タイからスタートした小田孔明が、スコアを7つ伸ばして通算12アンダー。2位に2打差をつける単独首位に浮上した。

通算10アンダー単独2位は韓国の金度勲(韓国)、通算8アンダー単独3位に富田雅哉が続いている。さらに1打差の通算7アンダー4位タイには、この日5ストローク伸ばした藤田寛之上田諭尉、通算6アンダー6位タイには薗田峻輔増田伸洋など4人が並んでいる。

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大会連覇を狙うキム・キョンテ(韓国)は、スコアを伸ばせず通算3アンダーの23位タイに後退。初日に1オーバー59位タイと少し出遅れていた池田勇太は、この日2ストローク伸ばして通算1アンダー47位タイに浮上。一方、初日に2アンダー14位タイにつけていた石川遼は、通算イーブンパーの63位タイに後退し、一打足りずに予選落ちとなった。

<早くも2ケタアンダーの小田孔明、独走態勢を築けるか>

通算12アンダーのトップタイで予選ラウンドを終えた小田は、インタビュールームに入るなり「完璧」と言い放った。両サイドを高い木々と深いラフに囲まれた難コースを相手に、ティショットで得意のロングアイアンを多用して7バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。出だしの1番で16メートルのバーディパットが「ラッキーで」入ると、その後は次々とショットをピンに絡めた。「セカンドで170ヤード残っても、1ピンくらいにつけられるくらいショットがいい」と自画自賛。昨年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来となる通算5勝目へ向け、死角は無い?

<4位タイ浮上の藤田寛之は難攻不落のコースを相手に「やりがいがある」>

初日は「70」をマークし、2アンダーの14位タイとまずまずの滑り出しを見せながらも、ショットに苦しみ「梅雨入りです」と顔をしかめていた藤田。しかし第2ラウンドは出だしでボギーを叩きながらも、続く2番(パー5)は第2打で“刻んで”攻めて、残り82ヤードの第3打をピン横1メートルにつけてバーディを取り返し、勢いに乗った。12番からは4メートルを沈めて連続バーディ。さらに続く14番(パー5)では残り226ヤードの第2打を5番ウッドで2オンに成功し、5メートルを沈めてイーグルを奪った。ショットは本調子でないながらも「67」で通算7アンダーとし4位タイ。各選手が苦しむセッティングにも「素晴らしいコース。力試しをするにはすごく総合力が問われる」と、やる気満々だった。

横尾要が5年ぶりの勝利に向け好位置に>

1アンダーの25位タイからスタートした横尾はドライバーショットが好調。ラフにいったティショットは2ホールのみと、終始安定したゴルフを見せた。最終9番では残り110ヤードの第2打をピンそば30センチにつけるショットでバーディフィニッシュ。6バーディ、1ボギーの「67」で通算6アンダーの6位タイに浮上した。2006年の同大会で通算5勝目を飾ったが、以降5年間、勝利に見放されている。それでも「ここはよく回っているので、コースは知っている」と自信を持ちながら決勝ラウンドを戦う。

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2011年 ダイヤモンドカップゴルフ



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