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2011年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:03/31〜04/03 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)

日本勢は7人中、6人が予選突破! 表情はさまざま

「クラフトナビスコチャンピオンシップ」予選ラウンドを終えて、日本勢は2日目に苦しみながらも7人のうち6人が予選突破。最上位は、通算3アンダーの8位タイにつける有村智恵。3位タイからスタートした宮里美香は、通算2アンダーの14位タイに後退しながらも上位進出へ望みをつないだ。

10位タイで午後からスタートした上田桃子は、グリーンの硬さが増すという意識から、スタート前のドライビングレンジで高いボールを打つ練習を繰り返した。その対策が裏目に出る。「体の開きが早くなってしまった」とショットの精度を乱し、さらに「気持ばかりが先走ってしまった。冷静な自分がいなかった」と、攻守のバランスを崩してしまう。最終9番パー5も、ティショットを左の木に当てた上、4打目のアプローチもピンをオーバー。ダブルボギーフィニッシュとし、宮里藍と並び通算2オーバーの36位タイに後退。「メジャーの戦い方ではないと分かっていたのに、結果を欲しがってしまった」と、悔しさを露にしていた。

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逆に笑顔で予選ラウンドを終えたのが、今大会初出場となる馬場ゆかり。前半の14番でダブルボギー、後半は3連続ボギーなど苦しい展開が続いたが、カットラインギリギリとなる通算5オーバー、68位タイで辛くも予選突破。「今年の日本の試合を含めて、今日が一番納得の行くラウンドでした。課題はまだまだありますが、収穫の多い1日でしたね」と声も弾む。開幕前は“楽しむこと”をテーマに掲げていた馬場。「先週まで試合をする気にもなれなかったけど、今日は楽しむことができました」と、心身ともに状態は上向いている。

今大会3年ぶりの出場となった大山志保も、2バーディ、7ボギーと悪戦苦闘しながらも通算4オーバーの59位タイで予選突破。「ショットから、アイアンから、パターから、こんなに全部が悪かったのは、本当に久しぶり」と苦笑し、足早に練習場へ直行した。

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