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博多駅前で女子プロ有志がチャリティー活動

20日(日)、博多駅前は朝から雨が降り続くあいにくの天気。駅前広場には、東北地方太平洋沖地震への義援金を呼びかける声があちこちから聞こえてくるが、15時から始まった女子プロゴルファー有志達による義援金の呼びかけは、多くのテレビカメラとメディアが取り囲む異様な熱気の中で始められた。

今回の企画の発起人となったのは、茨城県水戸市に実家のある川原由維。川原の実家は震災の影響で瓦が落ち、部屋の天井も崩れているという。電気や水道は徐々に復活してきているというものの、地震のあった11日以降、家族の元には帰っていない。家族の無事が確認できたのは不幸中の幸いだったが、川原の窮状を見た有村智恵の父の計らいで、今は有村の実家に身を寄せている。

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「試合が何試合も中止になって、何かできないかと思って九州にいるプロ達に声を掛けたら、みんなも何かやりたいと思っていて賛同してくれました」。この日、博多駅前に集まったのは、川原の他、笠りつ子北田瑠衣馬場ゆかり馬場由美子諸見里しのぶ佐伯三貴飯島茜古閑美保佐藤のぞみ有村智恵の計11名。15時から17時までのみっちり2時間、大きな声を張り上げて義援金の呼びかけを行った。

途中からは、福岡ソフトバンクホークスの斉藤和巳投手も活動に加わり、さらには移動中の松中信彦が急遽募金箱を手にする場面も。降りしきる雨を忘れ去れる熱気が現場を包んだ。

今回集まった義援金は日本赤十字社を通して被災地に寄付される予定という。大会が次々と中止になる苦しい状況だが、女子プロ達の熱い想いは被災地にもきっと届くはずだ。

*この日のチャリティー活動の結果、222万7548円の義援金が集まりました。

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2011年 東北地方太平洋沖地震



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