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【GDO EYE】首位タイスタートの朴が署名漏れで失格!

国内男子ツアー第17戦「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目に、通算6アンダーの首位タイに浮上した韓国の朴星俊が、第3ラウンドを終えてアテストをする際にサイン漏れをしたため失格になってしまった。

第3ラウンドはスコアを1つ落としたが、通算5アンダーの3位タイでホールアウトしたはずだった。トーナメントでは、ラウンド終了後に同じ組でラウンドする選手がマーカーとして、対象選手のスコアを記入し、自身のサインをしたあと、その選手にスコアカードを渡す。そして、スコアカードを受け取った選手は内容に問題ないか確認し、自分のサインをしてから競技委員に提出してアテスト場を出ることになっている。

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ところが、この日の朴はアテスト場に一旦入った。そこで、マーカーからスコアカードを受け取ったが、自分の組について18ホールを歩いてくれたボランティアの方に、お礼の印として自身のボールを渡すのを忘れていたため、キャディバッグのボールを取りに戻った。

ところが、その時にスコアカードを提出用のテーブルに置いてしまったために、サイン前のカードでも提出したとみなされサイン漏れで失格となってしまった。アテスト場に戻った朴は事態を知り、猛抗議を行ったがルール上覆ることはなく、あえなく失格を受け入れることになった。

「失格になるのは初めてです。テーブルに置いてしまったのは自分だから、自分のミスです」と肩を落とす朴。予選を首位タイで通過し、最終日も首位と2打差の3位タイで迎えるはずだっただけに、悔やんでも悔やみきれないミスとなってしまった。

日本ツアー1年目で、日本語が話せない朴だから起きてしまった事態なのかもしれない。仮に日本語を少しでも話せたならば、周囲の選手や競技委員に忘れ物をしたことを告げ、途中退席が可能か確認することもできたはず。ある意味、言葉の壁が起こしてしまった事件だけに、異国の地で戦う選手たちは、気をつけて欲しい事例となった。(編集部:本橋英治)

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