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アニカ・ソレンスタムがミッシェル・ウィに苦言

今週開催されるメジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」。アニカ・ソレンスタムは会見の席上で、自らがホスト役を務めた先週の「ギントリビュート」を棄権したミッシェル・ウィについて不快感をあらわにした。

アニカ・ソレンスタム
「あのような形で大会を棄権したのにここで練習を行うのは、大会に対する敬意、そして品格に欠ける行動だと思います。特にホストを務めた私はそう感じます。理由はケガなのかどうか知りませんが、ちょっと不可解に感じましたね。」

記者
「ミッシェルとそのことについて話すつもりですか?」

アニカ・ソレンスタム
「それはわかりません。彼女から何も言ってきていませんし、私から行動を起こすことは考えていなかったので。もしもミッシェルが話したいというのならそうします。もちろんケガに関しては理解できます。自分がケガを負ったときは、一週間クラブを握れませんでしたからね。でも不思議なもので、ケガをすると俄然頑張りたくなるんです。私は医師に休むように言われました。」

記者
「ミッシェルは『88』を叩いて棄権させられるのを避けたかったから、自ら棄権した可能性があると思いますか?」

アニカ・ソレンスタム
「それに関してはわかりませんが、大会ホストの立場として、スポンサー推薦で出場した選手は、スポンサー、そして大会主催者に対して責任ある行動をとらなければいけないことは理解しています。私は主催者側になったわけですから、当然見方も違ってくるということです。あのルールがなぜ存在するのかわかりません。2日目、マッケンジー・クラインは『89』を叩きましたが、最後までラウンドを行いました。マッケンジーは大会に出られたことを誇りに思っていましたし、彼女にとっては夢の実現でした。そんな態度こそあるべき姿だと思います。」

一方のミッシェル・ウィは、時をずらして行われた会見で次のように述べている。

ミッシェル・ウィ
「アニカに直接批難されたわけじゃありませんし、特に批判の言葉も聞いていないので、それに対してはコメントしたくありません。私は自分のために最善のことをするだけです。特に謝罪する必要はないと思います。確かにひどいプレーでしたが、良い時もあれば悪い時もあるのがゴルフです。残念ながら先週は不調でしたが、本来の自分のゴルフができなかったんです。当然、私が望むようなゴルフではありませんでした。10番で手首をひねってしまいましたが、一日中手首に不安がありました。ですから何に対しても謝罪する必要はないと感じますし、今は体調を万全にすることに集中し、ポジティブなことだけを考えています。」

メジャー直前に復帰を遂げて、注目を浴びているアニカとウィ。思わぬ場外乱闘により、さらにマスコミを賑わす存在となってしまった。

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