タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
今季初勝利を挙げたフィル・ミケルソンの喜びの声
「ノーザントラストオープン」の優勝で、カリフォルニア州の4試合、全てを制したフィル・ミケルソン。これまでこの記録を達成したのは、ジョニー・ミラーとビリー・キャスパーの2人だけ。ジャック・ニクラスはリビエラでの優勝が無く、タイガー・ウッズはこの大会に他のどのツアーイベントよりも多く出場しているが、まだ優勝はない。
フィル・ミケルソン
「この大会では過去、歴代のスター選手が沢山優勝していますし、私自身カリフォルニアで生まれ育ちましたから、今回の優勝はいつも以上に特別な意味がありますね。そしてリビエラでの大会と言うのも特別な雰囲気を感じます。2007年までこの大会ではあまり良い成績がありませんでしたが、2007年は2位、そして今年やっと優勝できました」
記者
「この大会には今年で10回目の挑戦でした。これまでは、どういった所が難しかったですか?」
フィル・ミケルソン
「まずこのコースのグリーンは細かい傾斜が沢山あって、とても特徴的です。またグリーン周りにあるキクユ芝のラフはとてもきつく、絶対に避けなければいけない場所と言うのが幾つもあります。ここで良いプレーをするにはそう言った部分を良く把握する必要がありました。」
記者
「来週の“アクセンチュアマッチプレー選手権”、更に“マスターズ”に向けてはいかがですか?」
フィル・ミケルソン
「“マスターズ”は、やはりみんなが照準を合わせてくる大会ですが、まずは来週のマッチプレーが楽しみです。ツーソンでの試合にはスケジュールの関係で長い間出ていませんでしたが、あそこでは91年にツアー初優勝を挙げ、私にとって沢山の思いでのある場所です。でも“アクセンチュアマッチプレー選手権”の試合というのは普段の4ラウンドで競い合う大会とは全く違ってきます。毎ラウンド、良いプレーをしないと勝ち残れませんからね」