2011年 全英リコー女子オープン
期間:07/28〜07/31 場所:カーヌスティゴルフリンクス(スコットランド)
さくら「メジャーは自分を成長させてくれる」
「全英リコー女子オープン」開幕を翌日に控えた水曜日、横峯さくらは練習ラウンドのスタート時刻を13時40分の予定としていた。早い時間は既に埋まっていたのだが、この日2時間ほど前にコースにつくと、状況は変わっていた。
「練習場に行こうとしたら、11時50分の組が空いているよって言われて。行ってみたら、その前のアン(ソンジュ)ちゃんたちが3人で回っていたので、入れてもらいました」と横峯。当然、練習場で一球も打たずに出たのだが、「ドライバーの飛距離が全然違いました。なので、コースチェックという感じで(笑)」と、メジャー大会を前にしても、いつものマイペースぶりは変わらなかった。
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これまで4度出場した全英女子オープンでは、06年の16位タイが最高位。風は「苦手」と公言する横峯だが、フェードの曲がり幅を小さくしたストレートボールが持ち球に加わり、攻略の幅は広がった。とはいえ、「今日くらいの風なら、ティショットをフェアウェイにおいて、パーをとって我慢我慢という感じで・・・」と控えめだ。
「ショットは悪くないって日本だったら言うのですが、ここは悪くないじゃバンカーに入ったりしますよね」と、その理由はショットに求められる精度が高いから。「そういう技術はまだないと思うので」と謙遜する。
「メジャーは自分を成長させてくれる場。限られた人しか出られないので、出られることに感謝しつつ、1日1日ベストを尽くせたらと思います」と、高い目標は設定せずに自然体で開幕に臨む。【カーヌスティ/今岡涼太】
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