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石川遼

石川遼、ショートパットで取りこぼし57位タイ発進

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」が13日(木)、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで開幕。石川遼は5バーディ、4ボギーの「71」で回り1アンダーの57位タイでスタートした。

今年もホストプロとして臨む一戦。石川は昨年王者のカート・バーンズ(オーストラリア)、2年ぶりの日本ツアー出場となった今田竜二とともにティオフした直後につまずいた。出だしの10番から2メートル以内のパーパットを外して2連続ボギーで発進。直後の12番(パー5)でバーディを奪い返し、5メートルを沈めた15番からは2連続バーディとするが、17番、18番で立て続けに1メートル強の短いパーパットが決まらない。

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後半アウトは「ショットが良くなってきた」と、ようやくペースをつかんで2オンに成功した5番(パー5)、7番で2つバーディを奪取。なんとかアンダーパーの世界で初日を終えたが「前半はショットが悪くて、スイングを直すのに必死だった。体のキレが無いというか、ボールを“打てていない”、“なでている”ような感じだった。それが早い段階で修正できなかった」と笑顔少なくホールアウトした。

米国ツアーでの戦いに一区切りをつけ、帰国後は新しいパッティングスタイルを模索中。今大会開幕前も練習グリーンで多くの時間を費やしたが「ロングパット、ミドルパットともに良い感じで打てたが、ショートパットがもう少しスムーズにストロークできれば」と、要所でスコアを取りこぼした課題も口にした。

週末に優勝争いに加わるためにはまず、2日目に上位から引き離されることは許されない。「何をすべきかどうかは自分では分かっている。大事なのは平常心、ですかね。焦ることなく、一打、一打しっかりイメージができあがってから打つという当たり前のことを、ひとつひとつやっていく」とシンプルな目標を設定して巻き返しを狙う。(北海道北広島市/桂川洋一)

2012年 ANAオープンゴルフトーナメント



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