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石川遼

石川遼、1ホールで今季初Vが消滅

国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の最終日を、首位と2打差の3位タイで迎えた石川遼。スタートの1番は同じ最終組でラウンドする韓国のキム・キョンテ、ベ・サンムンよりも遠いピン横4mのバーディパットを決めて1打差に迫る。さらに2番パー5もバーディで、早々にキョンテに追いつき、サンムンとは1打差となった。

7番でバーディを奪い通算11アンダーに伸ばすと、サンムンが9番でボギーを叩き、3人が並んで11アンダーの首位タイで並ぶ。さらに2日目、3日目とボギーを叩いた10番でバーディを奪い、ついに石川が単独首位に立った。雨が降ったり止んだりと不安定な天候の中、訪れた9,900人もの大ギャラリーの興奮もこの時が最高潮だった。

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ところが、12番で悪夢が訪れる。ティショットを大きく右に曲げて深いラフに捕まると、2打目はグリーンの遥か手前の池に消えた。ドロップして放った4打目でもグリーンを捉えられず、このホールでトリプルボギーの「7」を叩き、12アンダーから9アンダーに後退してしまう。

残り6ホールで3打差を追う立場となった石川は、最後まで諦めずにプレーを続け、最終18番でバーディを奪い、通算10アンダーの3位タイに食い込んだ。「8番アイアンを手にして、あわよくばグリーンに乗ってくれ・・・という感じだった。ラフが長くてどこにヘッドを入れるかという気持ちがあって、大振りになってしまった。誰も踏み入れないラフだったので、芝が凄く元気でした」と、トリプルボギーを叩いた12番を振り返る。

3位タイとなって賞金638万円を獲得し、今季未勝利ながら賞金ランキングではトップに浮上した。だがその喜びなど無い。「来年もここで開催されるなら来たいです。攻め甲斐があるので。こういうコースでの経験を全英につなげたい。このコースでラフを長く、フェアウェイを硬くしたら、ほぼ全英だと思うので」と、7月に開催される全英オープンに繋げる良いイメージを持ってコースを引き上げた。【岡山県笠岡市/本橋英治】

2011年 〜全英への道〜ミズノオープン



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