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三好隆、“守る”ゴルフは性に合わない

2011/10/09 22:15

国内シニアツアー「皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会」の3日目を終えて単独2位に後退した三好隆は、ホールアウト後にこんなことをぼやいていた。「年相応のおとなしいゴルフをしなきゃいけないな。まだまだ暴れすぎ」。この三好の言う「おとなしいゴルフ」とはどうやら“守る”ゴルフらしい。

三好は、時にセカンドショットでドライバーを選択する。プロでも難しいとされる“直ドラ”だが、「特に短く握ったりしない、よく使うよ」とさらり。3日目は2番と、14番(ともにパー5)でその“直ドラ”を披露し、2番で放ったショットはグリーンエッジまで球を運ぶビッグドライブを見せてバーディを奪取。最終日も「14番でフェアウェイのいいところにティショットを運んだから、“直ドラ”で楽々2オンかな」と“攻める”ゴルフの似合う男が選んだクラブはドライバーだった。しかしこの14番ではアプローチミスのボギー。

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「攻めてばっかりで痛い目にあっている。状況に合わせた守るゴルフも必要だね。でも守るにしても、アプローチ・パターに自信がないと守れない。そこがゴルフの難しいところ…」と、一変して自身に言い聞かせる。

「アイアンのバックスイングの研究をしている最中で、不安なままスイングしてしまった」と結局3ストローク落として3位タイに後退した。「キムさんはとにかくドライバーが飛ぶ。アプローチ・パターも上手い。チャンスはあったのに、自分がミスをしてしまう。今日は(キムさんを)勝たせちゃいけなかった」。

自他ともに認める“守る”ゴルフは性に合わないタイプ。「普通のゴルフがしたい」と口にするも、残り2試合はどんなプレーを見せてくれるのか。人には得手不得手があるように、ただはっきりとしたことは、三好にはやっぱり“攻める”ゴルフが良く似合う。(兵庫県・吉川町/糸井順子)

糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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2011年 皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会



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