注目選手たちのスイングをスーパースローでチェック!
2010年 フンドーキンレディース
期間:05/14〜05/16 場所:福岡センチュリーGC(福岡)
姉の瑠依、さくらを見本に19位タイで最終日へ
国内女子ツアー「フンドーキンレディス」の初日にイーブンパーの9位タイにつけた横峯瑠依が、2日目も1オーバーで粘り19位タイで最終日を迎えることになった。今大会横峯が出場できたのは、欠場選手が出た場合のウェイティングからの繰上げ。
横峯は今季これが3試合目で、「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」が予選落ち、「Tポイントレディス ゴルフトーナメント」が44位タイとなっていた。昨年のクオリファイで93位となったため、今季はスポンサー推薦をもらう以外では、会場に足を運びウェイティングを繰り返している。
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その横峯のプレーを見ていて、妹のさくらに似たしぐさをいくつか発見した。グリーン上でラインを読む姿、構えてからスイングに入るまでのタイミングが、さくらとそっくりに見えたので聞いてみた。すると「意識はしていないんですけど・・・。確かに今年はさくらのプレーを見ることが多いので、リズムとかは参考にしていますね」と言う。
ウェイティングで会場入りした横峯は、練習ラウンドを妹と一緒に行うことが多くなった。そこで、さくらのルーティンなどを参考にしているのが染み付いてきて、今回の好結果に繋がっているのだ。この日16番パー5でチップインイーグルを奪った横峯は、実際にショットに入るまで、しっかりとイメージをした後に落ち着いてプレーしていた。
とはいえ、出られる試合が限られるため、ウェイティングで初日の朝まで待ち、試合に出られないと決まるとすぐに宮崎に帰るという。そして、空港そばにできたアカデミーの練習場や、自宅に建設した室内練習場でアカデミーの生徒と一緒にトレーニングや練習に励んでいる。
横峯のツアー自己最高順位は2009年の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」で記録した16位タイ。明日の最終日はその記録更新に向けてスタートを切る。今季中には、横峯姉妹の目標でもある姉妹そろって最終組でプレーということもあり得るかもしれない。(編集部:本橋英治)