2014/08/03ツアーギアトレンド

“パターの名手”スネデカーが選んだブリヂストンゴルフの新パター

2012年のストローク・ゲインド・パッティング(パットのスコア貢献率)で1位を獲得し、米国男子ツアーの中でもパターの名手として知られているブラント・スネデカーだが、今季の「全米オープン」前には、同ランクは56位に沈んでいた。 そこで、パインハーストNo.2での戦いを前にスネデカーは決断をした。9年以上使ってきたオデッセイの「ホワイトホットXGロッシー」から、ブリヂストンゴルフの「TD-02」というモデルにスイッチしたのだ。 同モデルは、ロッシーと同じマレット形状だが、ポリマーがフェース面のインサートとして使用されており、「少し打感がやわらかくて、球がフェースから離れるのが若干遅い」とスネデカー...
2014/11/03ツアーギアトレンド

ガルシアがCIMBクラシックでRsi TPアイアンをテスト

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM セルヒオ・ガルシアがクアラルンプールG&CCで開催された「CIMBクラシック」で、テーラーメイドのRsi TPアイアンとしては、同社ツアー担当が初めて組み上げたセットを使用した。 ガルシアは2位タイで大会を終え、パーオン率は76%で11位タイだった。ジャスティン・ローズもヨーロッパツアーの「BMWマスターズ」でRsi TPアイアンを試したが、最終的にはTour Preferred MBアイアンに落ち着いた。 Rsi TPアイアンには、過去のツアーモデルに必ずつけられたお馴染の“TPバッジ”が復活。ロングアイアンからミドルアイアン(3番...
2014/12/19ツアーギアトレンド

ベティナルディが2015年モデルのパターを発表

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM 2014年、ベティナルディは同社のBBシリーズパターの改善に成功し、標準の長さのパター5タイプ、カウンターバランスモデル3タイプを発売した。イリノイ州のティンリーに拠点を置く同社は、2015年も新たな方向性を打ち出すことを決断。2015年1月15日から発売開始となる新パター10タイプを発表した。新シリーズには、PGAツアーでも高い評価を得たヘッドが搭載され、最新のPVDフィニッシュが施されている。新モデルの中には、ベティナルディのクラシックなデザインを踏襲しているものもあるが、INOVAi、そしてクーチャーモデル2は完全に生まれ変わっ...
2014/11/09ツアーギアトレンド

ウィルソンが来年1月にFGツアー V4を発売

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM ケビン・ストリールマンは、2年連続のPGAツアー優勝と獲得賞金200万ドル突破を受け、オフシーズンにクラブ変更を決行。「フライズドットコムオープン」で信頼していたウィルソンスタッフ FGツアー V2アイアンから、間もなくリリースされるFGツアー V4に変えた。 2012年の発売以降、FGツアー V2アイアンを使ってきたストリールマンは、定期的にクラブを変える選手ではないが、プロトタイプのテスト過程の初期段階でニューアイアンはバッグに入れる価値があることは分かっていたという。 「昨年、手にした最初のプロトタイプで、良い方向に向かう調整を...
2014/11/02ツアーギアトレンド

ナイキの新ヴェイパーフレックス、スピードハイブリッドがお披露目

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM ボールスピードと易しさの向上は、多くのゴルファーがドライバー、フェアウェイウッドに求める要素だ。それはロングアイアンの代用としてアマチュア、プロに普及しているハイブリッドにも当てはまる。 ナイキのヴェイパーフレックスとヴェイパースピードハイブリッドは、ヒールからトゥまで広がるコンプレッションチャンネルにより、易しさと飛距離を向上させた。また、ソールが改良されて易しさがアップし、芯を外してもボールスピードが落ちない。 両モデルは、コンプレッションチャンネルのデザイン一新に加え、2つのシルバーフライビームにより進化(Covert2.0は、...
2014/10/27ツアーギアトレンド

オデッセイのパター、テーラーメイドのRSi TPアイアン

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM PGAツアーでのパターの変更は“当たり”“外れ”が大きい。「マックグラッドリークラシック」で、昨シーズン使っていたスコッティ・キャメロンのスタジオ・セレクト コンビを再び手に取ったブレンドン・デ・ヨングにとっては間違いなく後者だったろう。 「スコッティ・キャメロンのパターは、昨シーズンしばらく使っていたんだ。それでまた使おうと思ったんだよ」と、大会2日目を終えたデ・ヨングは話していた。 デ・ヨングは今大会でPGAツアー初勝利を狙える位置にいたが、2012年の「シュライナーズホスピタル for チルドレン」の単独2位に並ぶ、2位タイの自...
2014/09/22ツアーギアトレンド

世界初公開!キャロウェイ・ビッグバーサアルファ815ドライバー

キャロウェイは22日(月)、今秋発売予定の新ドライバー2機種の公開テストイベントを世界に先駆け、日本で行った。今年初旬に発表された「BIG BERTHA(ビッグバーサ)」シリーズのニューモデル。「BIG BERTHA ALPHA 815(ビッグバーサ アルファ815)」と「BIG BERTHA ALPHA 815 ◆◆(ビッグバーサ アルファ815 ダブルダイヤモンド)」。同社契約のツアープロ8人が2013年後半の戦いに向けて、大きな武器を手にしたことを実感した。 今作の詳細は10月上旬の正式発表の場で明らかになるが、コンセプトは「かつてない打ちやすさのツアーモデル」。前作よりも“易しさ”...
2014/07/02ツアーギアトレンド

オデッセイの「?パター」第2弾!今度は「$パター」?

初夏の国内ツアー会場でオデッセイのニューモデルが、“ちょっとだけ”ベールを脱いだ。昨秋、池田勇太らの勝利を支えた「メタルXミルド」シリーズは、一般発表される直前まで、ツアープロたちはソール部分に「?マーク」が散りばめられた異色デザインのモデルを使用。「あれはいったい何?」と大いに話題を呼んだのだが、またしても、謎に包まれたパターが投入された。 「セガサミーカップ」の会場で、限定的にプロに手渡されたニューモデル。シルバーのヘッドには、ソールに“前作”と同じ「?マーク」に加え、今作には「$マーク」が確認できた。詳細発表前とあって、歯切れの悪いオデッセイブランドの担当者は「パット・イズ・マネー」とポ...
2014/11/30ツアーギアトレンド

プーマゴルフ バイオドライブゴルフシューズを発表

ゴルフシューズは、今や地元コースの短い芝の上を歩くためだけのものではない。新たなデザインと素材が採用されたプーマの新バイオドライブは、スポーツジムでも着用できるシューズだ。 ゴルフフィットネス専門家であり、コブラプーマの親善大使を務めるジョーイ・D・ジョヴィサルヴィは、バイオドライブについて、「どのレベルのゴルファーにとっても、コース、そしてジムでのトレーニングは重要。今回のシューズは、スイングの際に地面をしっかりととらえられ、またジムでも着用できる優れもの。生物力学の観点から見ても、ベストパフォーマンスを発揮するのに欠かせない柔軟性、安定性、バランスを生み出してくれる」と語る。 今回のシュー...
2014/12/06ツアーギアトレンド

タイガー・ウッズ ナイキヴェイパーとRZNブラックボールをバッグに

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM 「ヒーローワールドチャレンジ」で実戦復帰を果たしたタイガー・ウッズが、ナイキの新ヴェイパークラブをバッグに加えた。 用具の変更をあまりしないタイプとして知られるウッズは、ナイキのヴェイパー・スピード・ドライバー(プロトタイプ)、ヴェイパーフェアウェイウッド(3番、5番)、ヴェイパープロブレードアイアン、RZNブラックボール(レジン ブラック ボール)をアイルワースG&CCで使用している。 正式には開幕後の使用となっているが、ウッズはヴェイパー・スピードのプロトタイプを、月曜に行われたTWチャリティプレーオフで使った。既製品のヴェイパー...
2014/06/03ツアーギアトレンド

三菱レイヨン製Fubuki Jシリーズがメンフィスで登場

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM 試作品として2008年にデビューをして以来、Fubukiは三菱レイヨン製品の中で最も成功したシャフトとなった。現在世界中で28勝を挙げている。Fubukiは年月をかけ、原型のFubukiツアーから、Fubuki α、Fubuki K(フィル・ミケルソンが「全英オープン選手権」で優勝した時に使用していたキャロウェイ X ホット 3ディープに装着していた物)、そしてFubuki Zシリーズが昨年末に販売開始となった。 三菱は更に高いレベルを追求し、新しい素材と技術を結合させた。シャフトの先端部分に.M.D.Tを施し、シャフトの重さや硬度に...
2014/04/18ツアーギアトレンド

3番アイアンが2本 松山英樹の新セッティング

日々、新しいクラブや道具のテストを続ける松山英樹だが、今週サウスカロライナ州にあるハーバータウンGLで行われた「RBCヘリテージ」初日、キャディバッグには2本の3Iが入っていた。 1本はスリクソンのポケットキャビティタイプのヘッド(Z545と表記されているプロトタイプ)に藤倉MCI 120-Xというカーボンシャフトを挿したもの。ロフトは通常よりも1度立てて20度とし、2I仕様としたものだ。もう1本はマッスルバックのスリクソンZ945。こちらのロフトは21度で、他のアイアンと同じくスチールシャフトが挿さっている。 今週のコースはフェアウェイが林に囲まれて狭く、風が吹くことで知られている。また、コ...
2014/05/02ツアーギアトレンド

スリクソン、約20年ぶりにボール使用率ナンバー1を奪取

国内男子ツアー4戦目を迎えた今週の「中日クラウンズ」で、同大会出場選手のボール使用率でダンロップスポーツのスリクソンが1位となったことが判明した。そのシェアは42.6%で、2位のタイトリスト(アクシネット社)の38.0%を上回った(ダレル・サーベイ社調べ)。 国内では、長らくタイトリストが使用率1位に君臨しており、スリクソンが1位になるのは90年代前半、糸巻きバラタカバーのロイヤルマックスフライがツアーを席巻していた時以来のこと。 日本選手では、現在米国ツアーに参戦する松山英樹、石川遼の両名が「Z-STAR XV」を使用。その効果が大きく、13年度のラウンド用ボールの国内販売においても、数量(...
2014/03/19ツアーギアトレンド

同じヘッドが2つ 石川遼のFWセッティング

石川遼のキャディバッグには「プエルトリコオープン」からドライバーの他に2本のウッドが入っている。モデルはいずれも昨年から愛用してきたキャロウェイ「X HOT PROフェアウェイウッド」。しかしヘッドカバーを外して見ると、これが全く同じようなのだ。 ロフト表示はいずれも17度だが、両方とも16度に立ててある。シャフトの種類は全く同じグラファイトデザインの「ツアーAD GT8(フレックスTX)」。では違いは?というとわずかなシャフトの“長さ”にある。「僕は4番ウッドと5番ウッドって呼んでいる」と石川。42.25インチが4番、42インチが5番になっている。 想定する飛距離は4番が約270ヤード、5番...
2014/03/21ツアーギアトレンド

スリクソンZ545 マクドウェルは新ドライバーでオーガスタ攻略に自信

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Follow @JonathanRWall 今年初めてのメジャー大会「マスターズ」を数週間後に控え、選手たちは既にオーガスタナショナルGCのコースレイアウトにあったクラブをキャディバッグの中に忍ばせている。 グレーム・マクドウェル(北アイルランド)も、そのうちの1人。2010年「全米オープン」覇者は2月上旬の「AT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ」からスリクソンのZ545ドライバー(ロフト9.5度)を握っているが、この新しいクラブがティショットで精度の高いドローボールを打つのにセットアップされたと自信を持っている。 今週の「アーノ...
2014/03/14ツアーギアトレンド

キャロウェイがX2 Hot FWシリーズを強化

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM キャロウェイの「X HOT 3Deepフェアウェイウッド」は、昨年PGAツアーの中でも最も話題になったクラブのひとつだった。ディープフェースのこのフェアウィウッドは「シェルヒューストンオープン」でフィル・ミケルソンが使用したことで一気に注目の的に。ドライバーとほぼ同じ飛距離を容易く出すこのクラブを、彼は「マスターズ」でも投入した。 その3カ月後、ミケルソンが「全英オープン」で優勝した際にも、そのクラブは大きな役目を果たした。最終ラウンドの17番(パー5)、ロフト13度のこのクラブで、ティショットとフェアウェイからの第2打を放ち2オンに...
2014/03/07ツアーギアトレンド

SLDRミニドライバーのデザインが明らかに

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM テーラーメイドのSLDRミニドライバーが全米ゴルフ協会(USGA)のドライバー適合ヘッドリストに加えられてから2週間。「WGCキャデラック選手権」会場に入ったテーラーメイドのツアーバンには、このクラブが収められていた。 同社は未発表のこのクラブをトランプナショナルドラールで、契約プロに紹介。ヘッド体積が約250ccとされているロフト12度の小さなドライバーには、ホーゼル部分の調整機能、ソール部分のスピードロケットテクノロジーは加えられていない。 SLDRの名前が付いているが、同シリーズのドライバー、メタルウッドとはカラーリングが違う...
2014/03/15ツアーギアトレンド

テーラーメイド GHOSTパターに新モデル「Si」

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM テーラーメイドゴルフのGHOSTスパイダーシリーズに、「GHOSTスパイダーSi」が新たに加わった。このパターは高い慣性モーメントを持つカウンターバランスモデルで、380グラムのヘッドと、長さ15インチ、重さ130グラムのグリップが安定性とコントロール性を生み出している。 テーラーメイドによれば、この「Si」の慣性モーメントは6000以上。通常のブレードタイプやマレットタイプは3500~4000の間であることから、こちらの新パターは、よりヘッドの操作が易しく、インパクト時に強い力で押し込むことができる。 最初に披露されたのは今年の「ヒ...
2014/01/31ツアーギアトレンド

新人王スピースがスーパーストロークと契約

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider グリップメーカーのスーパーストロークは水曜日(29日)、新たな契約選手にPGAツアーの新人王、ジョーダン・スピースを加えた。20歳のスピースは全米プロ覇者のジェイソン・ダフナーに続き、同社2番目のグローバル・ブランドアンバサダーとなる(契約金などは未公表)。 スピースは昨年、Flatso Ultraのプロトタイプを使用した「ジョンディアクラシック」でツアー初勝利をマーク。このほど、PGAショーで発表されたこのFlatsoグリップのニューモデルは82グラム、直径1.1インチと、スーパーストローク製品の...
2014/02/07ツアーギアトレンド

Yes! True Alignmentパターシリーズ

Yes! True Alignmentパターシリーズの最新パターは、唯一無二のクラブ。クラウンに蛍光系の黄色いポリマーラインが入ったトゥルーアライメントパターは、市場に出回る他の製品とは一線を画す出来栄えとなっています。 他製品と異なるのは見た目だけではありません。イエローポリマーには、優れた方向性と安定した転がりを実現する「304ステンレスC-Groove(シーグルーブ)」を搭載。 アダムスゴルフの製品開発研究部門ディレクター、ジャスティン・ホネア氏によれば、「このインサートにはポリマーが埋め込まれているので、金属感は全く感じられないと思います。ポリマーを360度しっかりフィットするように埋...