2012/03/19WORLD
Golf World(2012年2月13日号) GW voice
実際にプロゴルファーが試合を締めくくる様子を見た人は、ゴルフというスポーツを構成する要素が、恐ろしいまでに小さいことに気が付くだろう。小さなボール、長いシャフトの先に不釣り合いなものが付いた道具、縮こまったホール。中でも最も小さなものは、「誤差の許容範囲」だ。
ストレスが、自然に見えていたことを台無しにした時、プロゴルファーですら「何でも出来るのではないか」という恐ろしい考えを抱くがことがある。だからこそ、先日のフェニックス(ウェストマネジメント フェニックスオープン)でのスペンサー・レビンや、トーリー・パインズ(ファーマーズ・...