昨年大会は下部ツアー上がりのツアールーキーだったヘンリーが初勝利をマークした。（Christian Petersen／Getty Images）

米国男子ツアー13-14年シーズン第8戦「ソニーオープンinハワイ」が、9日（木）から12日（日）までの4日間、ハワイ州にあるワイアラエCCで開催される。新年のフルフィールド第1戦、多くの選手たちにとって2年にまたがるツアーの再スタートを飾る一戦となる。

昨年は、ウェブドットコムツアーからPGAツアーへとステップアップを果たしたばかりの弱冠23歳（当時）のラッセル・ヘンリーが、2位に3打差をつけてツアーメンバーとしてのデビュー戦で初優勝の快挙を成し遂げた。

＜＜　下に続く　＞＞

今年はディフェンディングチャンピオンのヘンリーをはじめ、世界ランク2位のアダム・スコット（オーストラリア）、前週優勝のザック・ジョンソン、全米プロ覇者のジェイソン・ダフナー、昨年PGAツアーの新人王に輝いたジョーダン・スピースら勢いのある選手たちが多数出場。日本からも石川遼らを含む総勢8名が参戦を予定しているが、松山英樹は左手のけがの影響で出場は微妙な状況だ。

距離は長くないものの、ハワイ特有の強風が吹き荒れるワイアラエCCでは“技の精度”が要求される。幸先良く14年をスタートさせるのは誰になるのか？常夏の楽園ハワイが、この時ばかりは戦場となる。

【主な出場予定選手】
R.ヘンリー、A.スコット、M.クーチャー、J.ダフナー、Z.ジョンソン、T.クラーク、松山英樹、石川遼、池田勇太、宮里優作、谷原秀人、武藤俊憲、川村昌弘、今田竜二