世界ランクトップ3が消える中・・・マスターズ王者B.ワトソンは3回戦へ。（Darren Carroll／Getty Images）

◇世界ゴルフ選手権◇WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 3日目◇リッツカールトンGC（アリゾナ州）◇7791ヤード（パー72）

初日の降雪によるサスペンデッドで遅れていた1回戦の未消化ホールとあわせ、2回戦16試合がこの日行われた。1回戦の残り試合、リッキー・ファウラーとカール・ペターソン（スウェーデン）の対戦は19ホール目でペターソンが1アップで勝利、ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ（スペイン）とフランチェスコ・モリナリ（イタリア）の対戦は、カスタノが2アップで2回戦進出を決めた。

＜＜　下に続く　＞＞

世界ランク上位陣が1回戦で姿を消す波乱の幕開けで迎えた2回戦では、昨年覇者のハンター・メイハンがリチャード・スターンを4＆3で破り、連覇に向け一歩前進。昨年の「マスターズ」覇者であるバッバ・ワトソンはジム・フューリックと対戦。22ホールの長い戦いをワトソンが1アップで制している。2010年覇者のイアン・ポールター（イングランド）はボー・バン・ペルトと対戦し、3＆1で3回戦に駒を進めた。

注目のカードでは、スコット・ピアシーが、世界ランク2位のルーク・ドナルド（イングランド）を相手に大健闘を見せた。序盤から3連続アップを奪うスタートダッシュでリードを奪うと、ドナルドに一時のポイントを許さず、7＆6の大差で大金星を挙げている。

世界ランク38位のロバート・ガリガスが南アフリカの強豪ルイ・ウーストハイゼンを3＆2、ニコラス・コルサーツ（ベルギー）は、世界ランク6位のジャスティン・ローズ（イングランド）を4＆2で破った。