米ツアー「ビュイックチャレンジ」初日
2002年 ビュイックチャレンジ
期間:10/24〜10/27 場所:マウンテンビューコース(ジョージア州)
P.ミケルソンが7アンダー2位の好スタート。横尾要も4アンダー28位
米国男子ツアー「ビュイックチャレンジ」が、ジョージア州パインマウンテンにある、マウンテンビューコースで開幕した。今シーズンも残すところ、あと2週。シード権争いも激しくなってきた。
昨シーズンから米国ツアーに挑戦を続ける横尾要は、現在賞金ランキング127位。来シーズンの賞金シードまで2つ足りない。来週の最終戦は、多くの選手が出場してくるため上位進出も難しくなる。今週なんとか30位以内に入らないと苦しくなってしまう。
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その横尾が期待通りの好スタートを切った。10番ホールをバーディでスタートし、13、18番と2つのボギーを叩いたが、合計6つのバーディを奪い4アンダーまで伸ばした。3週連続予選落ちで迎えた試合だが、今日の横尾は気合いが入っていた。
バーディラッシュが持ち味の横尾は、ボギーを叩くことも多い。しかし、この日の後半9ホールは、3バーディ、ノーボギーと安定した内容だった。28位タイと、満足できる位置ではないが、このまま4日間スコアを伸ばせば来シーズンのフル出場も可能になる。
さて上位陣だが、9アンダー63をマークしたティム・ヘロンが単独首位に立ち、2打差の7アンダーに7人がひしめいている。その中には、世界のナンバー2、フィル・ミケルソンの名前が入っている。
9月に行われたWGCアメックス選手権以来、1ヵ月ぶりの出場となるミケルソンだが、ブランクを感じさせない見事なゴルフだった。1イーグル、5バーディ、攻めのミケルソンは健在。今週で、賞金ランキング2位を決定付けるのだろうか。
また、先週自己最高の4位に入った田中秀道は、3バーディ、2ボギーで勢いに乗れず、91位と出遅れてしまった。しかし、最近の田中を見ていると、このまま終わるとは思えない。明日以降の巻き返しに期待がかかる。