2002年 WGC NECインビテーショナル

コースレコード63をマークしたR.アレンビーが首位タイへ急浮上!

2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 ロバート・アレンビー
コースレコードを更新し首位に浮上したロバート・アレンビー。大きな舞台での勝負強さを持っている

風もほとんどなく快晴に恵まれた2日目はオーストラリアのロバート・アレンビーが初日の2アンダーから一気に8打伸ばし、トータル10アンダーへ。アレンビーがマークした63はサハリーCCのニューコースレコードである。今日6打伸ばし65で回ったスティーブ・ローリーもトータル10アンダーで首位タイに立った。

前半を2バーディ、1ボギーとしたアレンビーは、後半に入ると11番ホールでイーグル。13番から16番は4連続バーディを取り、18番ホールもバーディ。「コースはスコアを伸ばしやすい状態だった。グリーンはソフトすぎるとは言わないけど、ほどよくソフト。今日のベストショットは何といっても11番のセカンドだね。木をかわすのが難しく、2Iか3Iか迷ったんだけど、2Iでは木の上を越えられないと思い、3Iで打ったらうまく上を越していけた」と語るアレンビーは、自ら"強心臓"を自認する選手。今大会はビッグトーナメントであるだけに、アレンビーは明日以降も快進撃を見せそうだ。

アレンビーと並び首位タイに立ったスティーブ・ローリーは前半5バーディ、ノーボギーで一気に5打を伸ばしたものの、後半は11番、12番の連続ボギーで流れが止まるかに見えた。しかし、15番、16番で盛り返し、今日6アンダー65の好スコアをマークした。「ラウンド中、何度か(外見で)ジョン・デーリーに間違えられた。(名前で)ポール・ローリーにも間違えられたよ」と冗談で混じりで語ったローリー。今年のミルウォーキーオープンでパターを変えて以来、好調さを保っている。

2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 タイガー・ウッズ
タイガーは17位に後退

単独3位にはレティーフ・グーセン、単独4位には若手のジャスティン・ローズ、単独5位にはフィル・ミケルソン。期待のタイガー・ウッズは4バーディ、3ボギーで今日1アンダー70、トータル4アンダー17位タイで2日目を終了した。「グリーンは相変わらずとても柔らかいからピンをデッドに狙える。だから、みんなロースコアを出してくるね。ただ、ピンが左右のどちらかに寄っているときは、ピンからエッジまでの距離が短い側を狙うとボギーになりやすい。ピンをデッドに狙うにしても注意しないとね」と語るタイガーは、今週は家族や友人、それに美しい恋人も伴っており、「楽しく過ごしているよ」と笑顔を見せていた。

初日に首位に立ち、今日は最終組で回った伊沢利光は、1番ホールで右の林、2番ホールで左の林、3番ホールで左のラフへ入れるなど出だしからティショットが乱れ気味。ボギー、バーディ、ボギーで発進後はずっと我慢のゴルフでパーを拾っていたが、16番でボギー。しかし、18番はバーディで締めくくり、今日2オーバー73、トータル4アンダー17位タイで2日目を終えた。「特別、何も変えてないんだけど、ちょっとしたタイミングの違いでしょうか」と語った伊沢は、それでも「明日ね」とまだまだ希望を捨ててはいない。

丸山茂樹は4バーディ、5ボギーと出入りの激しい展開で今日1オーバー72、トータル1アンダー34位タイと順位を下げた。「(ラウンドのペースが)遅くてイライラしてしまった。自分のゴルフは全体的に悪くないけど、パターがねえ‥‥。上に行く選手は(パットが)ボコボコ入ってるもん。でも最後はバーディ取ったからね。明日はがんばるよ!」。ちなみに丸山、マイク・ウィア、ホセ・コサレスのスリーサムの1ラウンド所要時間は約4時間50分。確かにペースは遅かった。

佐藤信人は今日も波に乗れず、今日5オーバー76、トータル8オーバー71位タイ。「ショットも悪いけど、負けず劣らずパットも悪い。調子が悪いからフェアウエイがよけいに狭く見えて、悪循環になってしまった」と語る佐藤は、「少しでも調子が上がれば気分も良くなるから土日にがんばります」と、なんとか気を取り直していた。

明日の第3ラウンドは、佐藤信人がスコット・ホーク、イエスパー・パーネビックとともに午前9時50分から10番スタート。丸山茂樹はニクラス・ファス、セルヒオ・ガルシアとともに午前8時10分から1番スタート。伊沢利光はクレッグ・パークス、クリス・ディマルコとともに午前9時10分から1番スタートとなっている。

レポート&写真:BEYONDSHIP

2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 サハリーCC
サハリーCCでは、弾道のコントロールが重要。グリーン手前は大きな木があり、非常に狭い
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 レティーフ・グーセン
レティーフ・グーセンは首位は明け渡したが、1打差のベストポジションをキープ
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 伊沢利光
ショットの調子けっして悪くはないが、どこかしっくりとこなかった伊沢
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 伊沢利光
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 タイガー・ウッズ
優勝への突破口は開けるか?
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 スティーブ・ローリー
11、12番で連続ボギーを叩いたスティーブ・ローリーだが、 6つ伸ばしてトップタイ
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 丸山茂樹
10番でのティショット。この日の丸山は出入りの激しいゴルフとなった。
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 丸山茂樹
18番ホールでフィニッシュした後、同伴競技者がフィニッシュするまでグリーンの端に座り込んだ
2002年 WGC NECインビテーショナル 2日目 フィル・ミケルソン
8番ホールのティショットは左に曲げ2打目はスタイミーのライから脱出。上がりのホールでミスが多いのはミケルソンの弱点!?
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