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2002年 グレーターミルウォーキーオープン
期間:07/11〜07/14 場所:ブラウン・ディア・パークGC(ウィスコンシン州)

丸山茂樹が連覇に向け6アンダーの好スタート!!

米国男子ツアー「グレーター・ミルウォーキー・オープン」がウィスコンシン州ミルウォーキーのブラウン・ディア・パークゴルフクラブで開幕した。

初日最もスコアを伸ばしたのはトミー・アーマーIII。10番ホールからスタートしたアーマーは、前半4バーディで折り返すと、4番パー5ではイーグルを奪った。6番パー5、7番パー3でも連続バーディを奪い8アンダーで単独首位になった。

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そして、1打差の7アンダーにケニー・ペリーなど4人が並んでいる。今週は全英オープン直前ということで、トップクラスの選手はほとんど出場していない。首位のアーマーは現在賞金ランキング138位。上位陣を見ても100位以上の選手が目立つ。2位のペリーがランキング19位、続いて有力選手に上げられるのが、ランキング11位の丸山茂樹だ。

遅い時間にスタートした丸山は、2、4、6番ホールで着実にバーディを重ね、後半も3ストローク伸ばした。ノーボギーの手堅いゴルフで、優勝した昨年の初日を上回る、6アンダー6位と好スタートをきった。

昨年、この大会でツアー初優勝を果たした丸山だが、昨年も全英直前に開催され、フィールドが弱かったという見方をされた。しかし、今シーズン5月に行われたバイロンネルソンクラシックで2勝目を挙げた。この時はタイガー・ウッズをはじめ多くのトップクラスの選手が参加していたため、丸山が本当の意味でトッププレーヤーの仲間入りを果たしたといえる。

層の厚い米国ツアーだけに、優勝するのはそう簡単なことではない。ましてや連覇となると、相当のプレッシャーもかかってくる。初日の上位陣では、他の選手にとって丸山の存在が感じるが、丸山がどこまで伸ばせるかはわからない。

今週は、日本の3選手が揃って出場している。そして、丸山に続けとばかりに田中秀道横尾要も好スタートをきった。10番ホールからスタートした横尾は11、12番で幸先の良いバーディを奪った。しかし、続く13番でダブルボギーを叩きイーブンに戻してしまった。しかし、後半3つのバーディで33位まで順位を上げてきた。

同じく10番スタートの田中は4バーディ、1ボギーという内容で横尾と並んでいる。この33位グループには、先週単独3位に入ったブラント・ジョーブや、パラグアイのカルロス・フランコなど日本ツアーで育った選手が並んでいる。彼らにとっても今週はチャンスが広がっている。明日2日目以降は、順位の入れ替わりが激しくなりそうだ。

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