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G.ナティックは崩れた、7バーディを奪ったレン・マティースが逆転で2勝目!

米国男子ツアー「フェデックス・セントジュードクラシック」は、初日からバーディラッシュの展開になったが、最終日は上位陣が伸び悩み大混戦となった。そして、混戦を抜け出し優勝したのはレン・マティース。今年2月のNISSANオープンでプロ初優勝を挙げ、これがツアー2勝目。今シーズンのマティースは17試合に出場し、予選落ちがたったの1回、トップ10以内に4回入るなど安定した成績を残している。

11アンダー9位タイからスタートしたマティースは、前半に2つのバーディを奪い、後半は11、12番で連続、15番からは3連続でバーディで18アンダーまで伸ばした。上位陣がスコアを伸ばせず苦しんだため、好調のマティースのところに優勝が飛び込んできた。

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この大会を引っ張ったのは、初日から3日連続で6アンダー(65)をマークしたグレン・ナティックだった。バイコムツアー4勝の実績をもつナティックだが、優勝のかかった最終日は、それまでとは別人のようなゴルフになってしまった。

3番パー5で確実にバーディを奪ったが、4番から連続ボギーを叩きリズムを崩してしまった。再び6番でバーディを奪ったがその後も連続ボギー。前半で追いかけてきたノタ・ビゲイに捕らえられてしまった。そして、優勝するには最も大事な最終日のバックナインに、バーディを奪えずスコアを4つ落としてしまった。

首位を走っていたナティックの急降下に、チャンスが巡ってきたのは2位からスタートしたビゲイとティム・ペトロビックの2人だった。しかし、ビゲイは4バーディを奪いながら2つのボギーを叩き16アンダーまでしか伸ばせず、ペトロビックはボギーを叩かなかったが、バーディを3つしか奪えず、先に上がったマティースに1打及ばず単独2位に終わった。

ペトロビックと同じ2位からスタートした若手のマット・クーチャーは、前半だけで3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフになった。そして、勝負をかけたい後半は思うようにスコアを伸ばせず、14アンダー5位でフィニッシュした。

また、今週は世界ランキング上位勢が少なかったが、トップ10以内で唯一出場したデビッド・トムズが単独4位に入った。昨年全米プロを含め3勝を挙げたトムズだが、開幕戦のメルセデス選手権ではセルヒオ・ガルシアにプレーオフで敗れ2位、5月のマスターカードコロニアルでも2位になるなど好調なのだが優勝に一歩届かない。最終日のライバルが少ないこの試合で優勝を狙っていたが、スタートホールを含め、3つのボギーが誤算だった。

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2002年 フェデックス セントジュードクラシック



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