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2002年 全米オープン
期間:06/13〜06/16 ベスページステートパーク ブラックコース(ニューヨーク州)

丸山は7位タイへ急浮上!片山、田中は21位タイへ浮上!

2002/06/15 09:00

全米オープン2日目は終日、雨に降られた。気温も下がり、雨足は時折、試合中断を予感させるほど強まる。そんな中、午前8時35分に1番ホールからスタートしたタイガー・ウッズは、出だしからバーディを奪い、2番、4番でもバーディ。同じような時間帯にスタートした選手たちが軒並みスコアを落とす中、タイガーだけは3アンダーから6アンダーへスコアを伸ばし、コンディションの悪さを感じさせないプレーぶりを披露し始めた。それでも、8番パー3ではティショットをグリーン左のバンカーへ入れ、目玉になった。「パーを取るのは無理と悟り、ダブルボギーを叩かないことだけを考えた」というタイガー。このホールをボギーとし、折り返し後の10番もボギー。しかし、18番では6メートルのバーディパットをうまく沈め、今日2アンダー68、通算5アンダーでフィニッシュ。2位に3打差をつけ、首位を余裕でキープしている。

「昨日と今日、2日連続でバーディフィニッシュできたのは気持ちがいい。(雨の影響で)今日のコースはとても長く難しくなっていた」と感想を話すタイガーだが、同時に、「このコースの難しさは、とてもフェア。トリックはどこにもない」と、ベスページのコースセッティングを評価。ただし、「グリーンだけはトリッキーだね。ラインを読むのは本当に大変だ」と、パットの難しさも強調した。ちなみに、タイガーはこれまで2日目終了時点でトップに立ったメジャーをすべて制している。明日もこのままタイガーがリードを保ち、優勝に向かって独走するのかどうか。土日のタイガーに注目したい。

上位の顔ぶれは、今日タイガーと同じ68でラウンドしたパドレイグ・ハリントンがトータル2アンダーで単独2位。3位タイグループはチェ・キョンジュ、デービス・ラブ、セルヒオ・ガルシアジェフ・マガートの4人だが、2位のハリントンからは4打も離れた通算2オーバーとなっている。

日本のゴルフファンにとって今日最大のニュースは、丸山茂樹が7位タイへ浮上したことであろう。初日に6オーバーを喫し、諦めムードだった丸山は、今日、3アンダー67のベストスコアをマークし、一気に順位を上げた。前半に2バーディ、1ボギーでスコアを1つ伸ばした丸山は、後半に入ると2ボギー。しかし、13番でバーディ、14番パー3では154Yを8番アイアンでホールインワン。続く15番でもバーディを奪い、大復活劇で大会を賑わした。

「自分では1日4オーバーを目標とし、今日は10オーバー以内と決めつけていたけど、いいパットが入り、ホールインワンのオマケまで付いてきた。明日はアンダーパーもやれば出ると思うけど、自分のパーを72ぐらいに設定してやってみようと思う」。

今日、4オーバーからスタートした片山晋呉(10番スタート)は、18番のバーディでスコアを3オーバーに伸ばし、丸山より一足早くリーダーボード上に飛び出した。しかし、後半(フロントナイン)は3ボギー。結局、2オーバー72、通算6オーバー20位タイでフィニッシュした。「悩んでいたパットの調子が日本プロから良くなり、今日は思ったところにボールが出ていた。精神的にも落ち着いている。コースはやっぱり大変だけど、ダボだけは打たないようにしたい。ラフに入ったらボギーにするつもりで、明日もいい展開のゴルフをしたい」。

出場選手6名の中で初日に最高成績だった田中秀道は、今日も3オーバー73で手堅くラウンド。通算6オーバー20位タイは片山と並ぶ好位置である。ホールアウト後、予選通過は確実と聞かされた田中は、「予選通過より、あと2日のプレーぶりのほうが重要だ。土日にいいプレーができなければ、結局、僕は予選を通ったことにホッとしただけだったということになる」と、米ツアーフル参戦の意地を見せていた。

その田中と初日に同順位で大健闘していたアマチュアの清田太一郎。昨日の3ラウンドとは打って変わって、今日は9オーバー79。通算12オーバーで予選落ちとなったが、「ショックは全然ありません。この経験は、今度、プロになってこの場に来たとき役に立つはずですから」と、明るい笑顔でコースを去った。

横尾要は78―79で予選落ち。初日に80を叩いた伊沢利光は、今日になって体調不良を理由に棄権した。

レポート&写真:BEYONDSHIP

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