セルヒオ、流れ向いてきた!/ビュイッククラシック優勝インタビュー
2002年 ビュイッククラシック
期間:06/06〜06/09 場所:ウエストチェスターCC(ニューヨーク州)
雨のため進行が大幅に遅れているが、L.ロバーツが10アンダー首位キープ。
米国男子ツアー「ビュイック・クラシック」の2日目は、朝方降りつけた雨の影響でスタートが5時間も遅れてしまった。いつスタートできるかわからない状態で、選手たちは練習場に釘付けになったり、クラブハウス内で待機したりと、集中力を維持するのが大変だった。
この状況で順調にスコアを伸ばす選手も現れた。初日64をマークし単独首位に立ったL.ロバーツが10アンダーまで伸ばし暫定ながら首位をキープしている。初日パットが冴えたロバーツは、この日も4、5メートルのバーディパットを決めている。
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そして、ロバーツに1打差の9アンダーには若手のD.ゴセットが浮上してきた。大学生の妹がキャディを務め、終始和やかなムードでのラウンドだった。
全選手がホールアウトできず、サスペンデッドになったが、ラウンド中の選手でスコアを伸ばしているのがスペインのS.ガルシアだ。3アンダーからスタートしたガルシアは10番ホールまで終了してバーディを3つ奪っている。通算6アンダーで3位グループに浮上してきた。
ガルシアと同じく6アンダーにはS.シンクなど4人が並んでいる。いづれもホールアウトしておらず、明日スコアを伸ばしてきそうだ。雨の影響でグリーンが軟らかくなっているので、各選手ピンをデッドに狙うゴルフに切り替えている。
日本勢では伊沢利光が3バーディ、2ボギーでイーブンパーまで戻し55位につけている。まだ、半数の選手がホールアウトしていないので、予選カットラインはわからないが、イーブンパーまでが通過という予想が立てられている。
横尾要はこの日3ストローク落とし、5ホールを残して5オーバー。田中秀道は4ホールしか消化していないがボギーを1つ叩き7オーバーと苦しい状況になった。横尾、田中の2人は、月曜、火曜日と全米オープンの最終予選を戦っているため疲れも溜まっているだろう。残るホールは次週の全米オープンに向けての練習と思ってラウンドしてほしい。