PGAツアー「グレーター・グリーンズボロ」最終日
2002年 グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック
期間:04/25〜04/28 場所:フォレストオークスCC(ノースカロライナ州)
6ストローク伸ばしたR.メディエイトが15アンダーで首位に踊り出た
2002/04/28 09:00
米国男子ツアー「グレーター グリーンズボロ クライスラークラシック」は3日目に入り、またしても上位陣は大きくスコアを伸ばしてきた。首位に立ったのは9アンダー3位タイからスタートしたR.メディエイト。1番から3連続バーディをスタートしたメディエイトは、続く4、5番で連続ボギーを叩いたが、その後もバーディを積み重ねた。
アイアンでピンに絡んだというよりは、パッティングが好調で4~6メートルという距離を何度も沈め15アンダーまで伸ばした。2000年のビュイックオープン以来ツアー5勝目を狙う。
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2打差の単独2位には初日から首位を守ってきたM.カルカベッキア。初日の7アンダーが貯金になっていたが、この2日間は3つずつしか伸ばせていない。この大会は昨年優勝したS.ホークのように40代のベテランの優勝が目立つが、上位陣で40代はカルカベッキアだけ。最終日に巻き返しをはかりツアー11勝目をあげることができるだろうか。
さらに2打差の11アンダーには6ストローク伸ばしたC.キャンベルがついている。初日好スタートを切ったキャンベルだが、2日目にスコアを伸ばせず9位まで順位を下げていた。フロント9で1つスコアを落としペースがつかめなかったようだ。しかし、この3日目は前半だけで6バーディを奪う猛チャージ、後半は伸ばせなかったが再び優勝争いに絡んできた。
同じくこの日6ストローク伸ばしたJ.ケイが29位から9アンダー4位まで浮上してきた。このコースはハマルと大きくスコアを伸ばせるだけに、首位メディエイトと6ストロークの差はあるが、逆転も可能な数字だ。今週はワールドランキング上位が休養のため欠場が目立つ。このチャンスを活かせるのは誰か最終日のバーディ合戦に注目だ。