【WORLD】M.クーチャーが得た自信/ザ・プレーヤーズ選手権レビュー
2002年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:03/21〜03/24 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)
風が変わった、スコアが伸ばせず混戦になってきた
米国男子ツアーの準メジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」は初日に豪雨のため2時間半のおよぶ中断があり、サスペンデッドになった。そして、この日も全員がホールアウトすることはできず日没。
暫定で首位に立ったのは予選2ラウンドともに69で回ったC.ポールソン。6アンダーで1歩抜け出した。そして1打差の5アンダーでP.ミケルソン、C.パークス、J.スルーマンの3人が続いている。
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初日は雨のためにグリーンが柔らかく午後スタートの選手はスコアを伸ばした。しかし、2日目に入り、風向きが変わると気温も急激に下がった。この天候の変化に選手たちも戸惑い、スコアを崩す選手がたくさん出た。
第一ラウンドを終了して8アンダーで首位のP.ミケルソンもスコアを3つ落としてしまった。代わってスコアを伸ばしてきたのはC.パークスとM.キャンベル。第2ラウンドで4ストローク伸ばしてきた。
2週連続、そして大会連覇を狙うT.ウッズは、2ラウンドを終えて1アンダー、20位につけている。上位陣が伸び悩んでいるため、3日目以降ウッズがチャージがでるのだろうか。
今週日本からは丸山茂樹、横尾要と片山晋呉の3人が出場。丸山は苦手の18番ホールでティショットを池に入れたが、スコアを崩さず、2ラウンドをともにイーブンで回り38位グループで予選通過は間違いない位置につけた。
片山は名物ホールの17番パー3でピン横1.5メートルにつけるスーパーショットを見せバーディを奪うなど健闘をしたが、3オーバーでホールアウト。予選カットラインが2オーバーまでになりそうなので、決勝ラウンド進出は難しい状況だ。
また、横尾要はショットが左右にブレたが、見事なリカバリーでこの日は3オーバーで我慢した。しかし、初日の7オーバーを取り戻すことができず、通算10オーバーになってしまった。