マット・クーチャー「初優勝」までのデコボコ道
2002年 ホンダクラシック
期間:03/07〜03/10 場所:TPCヒーロンベイ(フロリダ州)
雨・・・横尾要、T.トライオンのスタートは明日に持ち越し
米国男子ツアー「ホンダ・クラシック」は初日から激しい雨に見舞われてしまった。競技は中断、そしてサスペンデッドになり32名しかホールアウトできなかった。
暫定で首位に立ったのは7アンダーをマークしたB.ファクソン。ボギーを2つ叩きながらも9つのバーディを奪う快進撃だった。今シーズンのファクソンは、開幕から好調で、先々週行われたアクセンチュア マッチプレーでは準決勝で敗退したが、3位決定戦でP.エイジンガーを下すなど得意のパッティングが冴え渡っている。
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2位には15番ホールまで終了したS.ケンドールが6アンダーまで伸ばしてきている。ファーストラウンド3ホール残しているので、ファクソンを捕らえ首位に上がってくるだろう。
さらに、5アンダー3位に4人、4アンダーで9人が並んでいる。今週はバーディ合戦が繰り広げられそうな展開になってきた。
デフェンディングチャンピオンのJ.パーネビックは10番ホールからスタートし、1ホール終わったところで足止め、明日残りの17ホールを回ることになった。
今週日本からは田中秀道と横尾要の2人が出場。田中は14番ホールまで終了し、2番、7番でバーディを奪いそれ以外はすべてパー、2アンダー29位グループにつけている。横尾要はスタートの準備をしていたのだが、雨のためティグラウンドに立つことはできなかった。
また、昨年アマチュアとして史上2番目の若さ(16歳)で予選を通過し話題になったT.トライオンも、この日はスタートできなかった。41名の選手が明日2日目から登場することになる。試合の進行が大幅に遅れ、明日以降は選手にとってハードなスケジュールが続きそうだ。