GDO編集部が選ぶ 2012年国内男子ツアー10大ニュース
2002年 ジェニュイティ選手権
期間:02/28〜03/03 場所:ドラールリゾート&CC(フロリダ州)
E.エルスが独走態勢に入った! タイガーは2位だが8打差つけられた
初日、2日目と強風が吹く中、唯一ノーボギーでラウンドしたE.エルスが11アンダーで単独首位に立ったのだが、3日目に入りさらにスコアを伸ばした。
1、2番を連続バーディでスタートしたエルスは、4番パー3でこの大会初のボギーを叩いた。しかし、5番から再びバーディラッシュ、3連続バーディで2位以下を引き離しにかかった。9番パー3で2つ目のボギーを叩いたが、11番から再び3連続バーディで17アンダーまでスコアを伸ばした。
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各選手が風に悩まされ、スコアを伸ばせない状況だったが、エルスだけが面白いようにバーディを奪った。2位に8打差で最終日を迎える。
9アンダーの2位にはT.ウッズとP.ロナルドが並んだ。7アンダーからスタートしたウッズは、スタートの1、2番で連続バーディを奪った。しかし、その後16ホールはすべてパー。バーディパットが決まらず、ストレスの溜まるラウンドになってしまった。
スコアを伸ばし続けるエルスとの8打差はそう簡単には縮まるものではないが、ウッズにとって今後の試合のことを考えると、最終日はスコアを伸ばし良いイメージをつかんでおきたい。
4位グループはV.シン、J.レナードら4人が7アンダーで並んでいる。シンと同じ組でラウンドした日本の丸山茂樹は、バーディが奪えず苦しいラウンドとなった。2つのボギーでしのぎ通算3アンダー、19位で踏ん張っている。
1アンダー56位からスタートしたS.ガルシアは、1つスコアを伸ばし2アンダーになった。通常のトーナメントでは3日目にスコアを1つしか伸ばせないと、順位を下げてしまうものだが、この大会は周りがスコアを落としているので28位まで浮上してきた。