GDO編集部が選ぶ 2012年国内男子ツアー10大ニュース
2002年 ジェニュイティ選手権
期間:02/28〜03/03 場所:ドラールリゾート&CC(フロリダ州)
E.エルスが11アンダーで単独首位、タイガーも崩れず4打差で追う
米国男子ツアーもシーズン9試合目になり舞台をフロリダ州に移した。この試合はT.ウッズが、急遽出場することになり、初日5アンダー6位と好スタートをきった。今シーズン過去3試合にいずれも2日目にスコアを崩していたウッズだが、この日はスコアを2つ伸ばし7アンダー3位に浮上してきた。
10番ホールからスタートしたウッズは11番でバーディを奪った。しかし、スコアを伸ばしたい12番パー5でボギーを叩き今ひとつ勢いに乗ることはできなかった。後半もボギーを叩いたが、2つあるパー5で確実にバーディを奪い2アンダーで2日目の鬼門を通過した。
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首位に立ったのは6アンダー2位からスタートしたE.エルス。初日同様ボギーなしの完璧なゴルフでスコアを5つ伸ばした。昨年は未勝利に終わり、1994年から7年続けてきた年間1勝以上の記録は途切れた。1年半ぶりに優勝できるだろうか。
初日ウッズと並び6位に入っていた丸山茂樹は、初日と同じように1、2番で連続バーディを奪った。しかし、6、7番で連続ボギーを叩きこの日の貯金を使い果たしてしまった。結局スコアを伸ばせず5アンダーのまま、順位は14位まで下がってしまった。
初日7アンダーで単独首位に立った、現在賞金争いでトップを走るC.ディマルコが、初日の貯金7つを全て使い果たしてしまった。スタートの10番をバーディで発進したのだが、続く11、12で連続ボギー、後半はまるで別人のようなスコアになった。6、7番連続ボギー、8番パー5でダブルボギーを叩き、最終9番もボギーで70位まで急降下した。
この試合は横尾要、田中秀道も出場しているのだが、2人ともスコアを伸ばすことができなかった。イーブンパー90位からスタートした横尾はバーディを2つ奪ったのだが、ダブルボギーを2つ叩いてしまった。
初日136位と大きく出遅れた田中は序盤3連続ボギーと苦しい立ち上がり。この日も5つスコアを落とし、横尾とともに予選落ちとなった。