タイガー・ウッズ 復活の軌跡
2003年 ビュイックオープン
期間:07/31〜08/03 場所:ウォーウィックヒルズG&CC(ミシガン州)
最後の追い上げに期待!タイガー連覇に黄信号!
ミシガン州のワーウィックヒルズ ゴルフ&カントリークラブで開催されている、米国男子ツアー『ビュイックオープン』は、2日目が日没サスペンデッドになり、3日目は早朝から半数の選手がコースに現れ残りのホールを消化した。
今大会連覇を狙うタイガー・ウッズも16番パー5からプレー再開。このホールでイーグルを奪い10アンダー4位タイで第2ラウンドを終えた。午後からのスタートとなった第3ラウンドは3人1組でアウト、インに分かれて行われた。
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午前中のイーグルで勢いに乗るかと思われたタイガーだったが、相変わらずドライバーのコントロールが定まらず、14番までは2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかった。この時点で首位は17アンダー、タイガーにとっては苦しい展開が続いた。ところが15番、難易度の高いパー4でセカンドショットをピン横にピタリとつけると、続く16番パー5ではフェアウェイから4番アイアンで2オンに成功。さらに17番パー3と3連続バーディを奪い追い上げ体制に入った。
首位は17アンダーをマークしたジム・フューリック。タイガーと同じく10アンダーからスタートしたフューリックは、確実にフェアウェイを捕らえ、確実にグリーンに乗せる。ステディなゴルフで7バーディ、ノーボギーという結果を出した。全米オープン覇者になったフューリックが精神的にも大きくなり、最終日に逃げ切りを計る。
今週日本勢で奮起しているのは横尾要だった。2日目を終えて7アンダー21位。このまま伸ばせるか期待が掛かったが、3日目はスコアを伸ばせず40位まで後退してしまった。予選ラウンドをカットラインギリギリの3アンダーで通過した田中秀道は、スコアを1つ落とし2アンダーで71位となっている。