1993年に続き2度目のキャプテン就任となるトム・ワトソン。米国を再び勝利へと導けるか（Michael Cohen /Getty Images）

2年に1度開催される、米国と欧州のチーム対抗戦「ライダーカップ」。3ヶ月前の激戦がまだ記憶に新しい中、米国PGAツアーは米国PGAツアーはスコットランドで行われる2014年大会のキャプテンに、トム・ワトソンを起用することを13日（木）に発表した。

ワトソンは1993年の同大会でキャプテンを務め、米国チームを勝利に導くなど名将ぶりを発揮。今回の65歳での就任は、大会史上もっとも高齢での起用となる。「ワトソンなら上手くやってくれる。彼は素晴らしいゴルファーであり、リーダーの素質を持ちうる」と、ホームコースであるオハイオ州、ミュアフィールドビレッジで開催された1987年大会でキャプテンを務めたジャック・ニクラスからもお墨付き。当のワトソンは、「この大きな責任ある仕事は私の挑戦でもある。過去に（キャプテンを）経験済みだが、再任も歓迎だ」と語った。

この発表を受けてタイガー・ウッズは「とても素晴らしい選任だ。彼は米国チームが究極の目標としている勝利のために何が必要かを知っている。私も2014年の大会に彼のチームとして参加できることを願っている」とコメントを発表した。